ーーー ページ3
・
別にベラベラ喋るわけでもないユンギさんは、煙草を吸っててその横顔すらなんだか魅力的に見えた
YG｢フッ…、なんか着いてる？｣
なんて、クスッと笑ったユンギさんは想像してたよりもずっと甘い笑い方でドキッとした。
『い、いえ、…』
YG｢ヒョンに似て、お前綺麗だな、｣
まっすぐ見つめられながら煙を吐くユンギさんに止められない鼓動。
分かってる。彼は既婚者だ。奥さんがいる。分かってはいてもうるさくなる心臓も熱の集まる身体もどうすることも出来なかった。
YG｢なんてもの欲しそうな顔するんだよ、｣
そう言って、私の頬を撫でたユンギさんにきっと私は堕ちたのだ。
深い深い奈落に堕ちていったの。
彼はそのまま私の家に来て、一夜を共にした時満たされたと同時に物凄い罪悪感が襲ってきた事は今でも覚えているのに今はそんな気持ちよりもユンギさんに会えることがユンギさんに満たされる事が嬉しくて堪らなくなって、
もうこの恋は止まることをしらないまま。
約2年、私たちはその関係を誰にも言わずに続けている。
彼の家族の話はあまり聞かない。聞けば話してはくれる。子供はいないこと。お互い働いていること、仕事で必要だった結婚だと。つまりは、お見合いだったと、
でも、それ以上何も聞かないのは私が彼は人のものだと言う現実に目を逸らしたいからだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 754人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yumiya(プロフ) - ハクさん» ハクさんどの作品も見てくださってる(T＿T)嬉しくてたまらないです。(*´▽`*)これからもどうぞよろしくお願いいたします(*´ｰ｀) (2020年7月9日 0時) (
レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 悪い男のユンギさんも守ってくれるテヒョンも、どちらも良過ぎて選べないです…切ない展開ですが、今後も楽しみにしてます( ´∀｀) (2020年7月8日 19時) (レス) id: 389cfa35f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yumiya
| 作成日時：2020年7月4日 0時
