お電話 ページ3
オルガside
ーアローラの月、綺麗だったなぁ〜！
時差ボケの酷いアランを連れ、ポケモンセンターに泊まった昨夜の月を思い出して伸びをする。
ーアランも見れば良かったのに……
バルコニーから部屋に戻ってアランのベッドを覗いてみると、
いびきもたてずに静かに寝ていた。
爆睡しているところを見ると、よっぽど疲れていたらしい。
ー起こすのも悪いか……
なんて思って部屋を出ようとドアに手をかけた瞬間、
グワンッ！！
他の地方では珍しい内開きのドアが、鈍い音をたてて額を直撃した。
「オルガさんいらっしゃいますか？……大丈夫です？」
声からしてドアを開けたのはジョーイさんらしい。
「ん……朝か……？」
お疲れ気味のアランまで起こしてしまう始末。
「私が……オルガですけど……？」
痛む額を擦りながら立ち上がる。
「ポケモン博士……いえ、
ククイ博士からお電話です！」
分かりました、と返事をしてふと時計見る。
見事に短針は6よりも手前を指していた。
ーククイって言う博士、どれだけ早起きなのよ！？
起きてた私も言えないけど……
内心でツッコミを入れ、ベッドで半身を起こしたアランに振り向く。
「ちょっと電話してくるよ？」
「分かった……」
半分寝惚けてる彼は、大きな欠伸をしていた。
ジョーイさんに案内してもらい、電話に辿り着く。
「お電話ありがとうございます。オルガです！」
画面映っていたのは若い男性。
浅黒い肌にゴーグルのような眼鏡、そしてチラリと見える白衣が特徴的だ。
男性の隣では犬のようなポケモンが、白くてフワフワな尻尾を振っている。
ーへぇ〜……若ッ！？
しかもポケモン可愛いくてカッコいい！
「へぁ〜……」
一度に様々な感情が押し寄せ、思わず間抜けな声を漏らしてしまった。
「一度電話をさせてもらったかな？
まぁ改めて、僕はククイ！この地方でポケモンの技の研究をしているんだ！」
私の奇声も気にする事なく、彼は自己紹介を始めた。
ー技の研究……
見たことない技に出会えるかな？
散らばった感想はどこへやら、
思考がバトルの方向へ引っ張られた瞬間だった。
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CrazyBook - 桜さん» 了解です！本編の途中の番外編で入れてみますね！ (2017年3月23日 16時) (
レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ポケモンを選ぶ時の、ニャビーsideを読んでみたいです。 (2017年3月22日 22時) (携帯から) (レス) id: cbd580bb22 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 少し難しいかもしれません(汗)できる限り努力してみます！ (2017年3月18日 12時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
メルディアナ(プロフ) - オルガの新しい仲間に可能ならムウマージをいれてほしいです。 (2017年3月18日 11時) (レス) id: 3b894e4bc2 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 確かにそのカップルもイチャイチャさせてあげられてないんですよね…アローラでデートでもさせてみますか！(笑) (2017年3月14日 21時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年3月3日 18時
