情報 ページ4
「僕のことはさておき……この地方にポケモンを連れてきていないんだって？」
どこから仕入れたのか、サラサラとこちらの状況を述べてくるククイ博士。
「この地方では新しいポケモンをパートナーにしたいと考えています！
なので、前の地方まで連れていたパートナー達はカントーのポケモン博士……いえ、オーキド博士に預けていました！」
けど、と付け加えた私に博士が首をかしげる。
興味津々な瞳に、若干口をつぐみそうになった。
「あるパートナーが他の全員を連れてアローラに来るみたいで……
私、特別許可書を持っているので全員で17匹連れていたんです。その子達を……預かってもらえませんか？」
いつ来るかは分からないですけど、と恐る恐る付け加えた段階で博士は頷いていた。
「任せてくれ！オルガは凄腕のトレーナーなんだってな！オーキド博士から聞いたよ！そのパートナーを預かれるなんて僕はラッキーだね！」
どうやら私の事はオーキド博士から聞いている模様。
確かに親しいけど……
ちょっとは本人の許可取りませんかね！？
カントーのオーキド博士がくしゃみをしていることを願って、ククイ博士に向き直る。
「じゃあ今から二時間後、そこのポケモンセンターの前で待っていてくれないかな？
そこ、ハウオリシティのはずれにあるポケモンセンターだろ？」
博士が尋ねてきたと思えば、例のポケモンの顔が画面いっぱいに広がってきた。
「待て待てイワンコ！オルガが気になるのは分かるが……」
博士は懸命に、画面からイワンコと呼ばれたポケモンを引き剥がそうと格闘する。
「分かりました！じゃあ二時間後にポケモンセンターの前で待っていますね」
とりあえず返答をし、相手が頷いたのを確認した。
そのまま電話を切ろうとしたその時、
「ちょっと待ってくれ！」
ククイ博士の制止を受けた。
「オルガの彼氏もアローラに来たんだろ？会ってみたいんだ！」
アランの事だ……！
「はいっ！是非！彼とってもバトルが強くて格好いいんですよ！」
声をワントーンあげて熱弁する私に、博士が笑いながら頷く。
「オルガの彼氏はメガシンカ使いって聞いているんだ！合っているかい？」
白い歯を見せて笑みを浮かべた博士に、今度は私が大きく頷いた。
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CrazyBook - 桜さん» 了解です！本編の途中の番外編で入れてみますね！ (2017年3月23日 16時) (
レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ポケモンを選ぶ時の、ニャビーsideを読んでみたいです。 (2017年3月22日 22時) (携帯から) (レス) id: cbd580bb22 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 少し難しいかもしれません(汗)できる限り努力してみます！ (2017年3月18日 12時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
メルディアナ(プロフ) - オルガの新しい仲間に可能ならムウマージをいれてほしいです。 (2017年3月18日 11時) (レス) id: 3b894e4bc2 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 確かにそのカップルもイチャイチャさせてあげられてないんですよね…アローラでデートでもさせてみますか！(笑) (2017年3月14日 21時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年3月3日 18時
