【妖怪ウォッチdaze2】進化と行進【第５章】

178本目〜進化作戦その３、ツチノコ〜 ページ32

シンタローside

シ「.......お前、休憩した方が良いんじゃねぇか？」

ツ「いえっ。まだやります！」

そう言うなり、ツチノコはダーッと、大ガマの親戚である大やもりに突撃、と言うか。頭突きを仕掛けた。

俺と遥先輩に榎本は、本家軍の庭でツチノコの特訓風景を見ていた。

どうしてかは解らないが、今朝キドの作ったメシを食っている最中に、ツチノコは特訓をしたいと言ってきた。

そんな訳で俺ら３人はツチノコと大やもりの特訓を縁側でボーっと眺めている。

大や「ツチノコ、やっぱ１回休憩しよう。僕もう疲れた」

ツ「でも......」

まだ何か言おうと口を動かしたが、しぶしぶと言った様に俺らの座ってる縁側まで戻ってきた。

エ「焦ってもしょうがないじゃん。あと3日もあるんだし、大丈夫だって」

榎本はツチノコの前でしゃがみこみ、頭を撫でた。が、ツチノコの表情が晴れる事はなかった。






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