▽▽ 世間の反応 ページ20
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▽▽ 世間の反応
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「すごい、ですね…」
「…でしょ？
ずっと言いたかったんだ。でも、茨が【駄目】って言っていたから」
「そう、なんだ…」
返事も空回りしてしまうほど、気持ちが上の空にあった。
「…Aさん、上の空だね」
「あ、ご、ごめん」
「…ううん、大丈夫。Aさんには実感が無いんでしょ？」
「うん、こんなにも反響が来てるなんて思ってもみなかったよ」
「…正直、私も此処まで大きくなるとは思っていなかった。でも、凄いね、Aさんは」
「…コズプロの皆さんのお陰だよ」
七種くん、そして凪砂くんと目を合わせる。
二人の目には私がどう映っているのかは分からないけれど、私はこの選択で良かったと今感じている。
他の選択肢を取った方が良かったのかもしれないけれど、私はこれで良い。
だって、『Eden』のメンバーと未だにこうやって仲よくして貰っているんだから。
「嗚呼、そうでした。
Aさん、少し良いですか？」
「…？はい、何でしょうか」
七種くんが何かをふと思い出したように声を発する。
その発した声は決して怒っているような、不機嫌な声ではなかった。
だから忠告系ではないのだと思い、少し安堵した。
「半月後程に行われる【SS】に、オープニングアクトで我々『Eden』と出てきて頂くこととなっているのですが、大丈夫ですかね？」
「【SS】ですか…」
【あの明星】や、生ける伝説の氷鷹さんが立った場所。
そんな場所に立つことが出来るのであれば、とても嬉しいことではある。
「どうですかね？乗って頂けますか？」
「…勿論です。というか、そもそも七種くん。私の肯定否定関係無く承諾させるつもりですよね？」
「おや、なんのことでしょうかね」
こんな会話をいつしたのかすらも既にあやふやだけれど、やっぱりこの人――いや、『Eden』の人達と話していると楽しい。
勿論、HiMERUと話しているときも楽しいけれど『Eden』のメンバーとは何か繋がりを感じる。
『Eden』を、HiMERUを、超える人達と出会えるのだろうか。いや、きっと出会えるのだろう。
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亜莉須(プロフ) - 絆さん» コメント有難う御座います…！両方同じぐらいのペースで進めて行く予定ですので、是非どちらもお読み下さい！ (2020年8月3日 10時) (
レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
絆 - ↓HIMERUさんと表記してしまいました……！すみません！HiMERUさんです！ (2020年8月3日 8時) (レス) id: da343c4ed4 (このIDを非表示/違反報告)
絆 - 選択肢が分かれる小説というのが初めてだったのでとってもわくわくしました！！両方とも気になるので見たいのですが、とりあえずHIMERUさんから読もうと思います！！無理せずお体にお気をつけて更新頑張ってください！！ (2020年8月3日 8時) (レス) id: da343c4ed4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜莉須 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisu2wrwr3/
作成日時：2020年7月27日 17時
