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意識が水面下から浮上する。
目は…まだ上手く開けられない。
あぁ、あの時の麻酔薬か…
謎の浮遊感。
私…浮いてるの？
地面に足が着いてる感覚はない。
違う。
誰かに抱き上げられてるんだ。
身体がうまく動かせないけど、
頑張れば動かせないことはない。
重い瞼を薄っすらと開く。
もやがかかってるみたいでよく見えない。
私の目が捕えたのは銀色。
「(ギ…ン…？)」
呼んだ彼の名前は言葉にならず、
私の口が動いただけ。
今度はしっかりと見え、
私を抱き上げているのはギンだった。
私のちょっとした動きに気付いたのか、
ギンと目が合う。
「目、覚めてんなA。
もう少し寝とった方がよかってんけど…」
私から目を逸らすギン。
私はギンの視線を追った。
「あ、あ…」
私の目に映ったのは、地面に横たわり地を流している
恋次くんと一護くん。
そしてルキアの首を掴みルキアの胸に手を突き刺している藍染。
「(ル…ルキア……藍染‼)」
藍染に対する怒りは増すが、
身体はいうことをきかない。
頭が混乱している中、聞こえたのは
「殺せ、ギン」
冷たく言い放つ藍染の声。
やめてよ、やめてよギン。
なんでこんなことするの…
ギンは悪者なの…？
ギンは私を片手で抱くと斬魄刀に手を掛ける。
ルキアを殺す？
わかんない、わかんない。
お願い、動いて私の身体‼
藍染…！
許さない…‼
私から…これ以上…
何も奪わないでよ‼
「射殺せ『神鎗』」
「っ‼」
グサッ……
伸びたギンの斬魄刀から
ポタポタと鮮血がしたたる。
ギンの斬魄刀の刃は
“朽木ルキア”の身体ではなく…
.
白石Aの左脇腹に刺さっていた。
「流石だね…A…」
.
.
((その声で私の名前を呼ばないで))
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今日、たまたま本屋さんに行ったら
BLEACHの最新巻出てて‼
学年末テストのこと忘れて
買っちゃったっ‼
ヤバイ、
めっちゃカッコいい‼‼(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
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作者名：アリサ | 作成日時：2014年2月3日 10時
