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「A…取り乱したらアカンで?」
Aはハッとするとこちらを向き、
“うん、大丈夫”と一言答えた。
そして調べたいことがある。そう言って何処かへ行ってしまった。
何処に行ったのかは知ってるんやけど…
もうここ、東大西壁におるのはボク1人。
藍染はんの死体があるところを見上げる
Aは気付いとるんやろね。
これが……
ニセモノの藍染はんやていうこと。
ボクかて言ってもらわな分からん。
いや、言ってもろても
コレがニセモノやなんて分からんわ…
A…なんでコレが
ニセモノやて分かってもたん…
分からんかったら…
気付かんかったら…
もう傷付かんで済んだのに…
藍染はんの目にとまることもなかったかもしれんのに。
もしかしたら、
藍染はんの計画が狂ったかもしれん。
でも…仕方ないんやろね。
Aは覚えてへんかもしれんけど
Aには昔、言ったことがある。
“乱菊の取られたもん取り返す”
“乱菊が泣かんでもええようにする”
Aは黙って聞いてくれて、
“私も手伝う!”そう言ってくれた。
その言葉だけで充分やった。
あの人に狂わされるのは
ボクだけでええ。
.
.
((歯車は小石を挟んで狂っていく。
ボクも、君も…みんな……))
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ギンsideで書いてみたんですけど…難しい‼
ギンて、こんな口調だったっけ?
てか、短いですね…w
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作者名:アリサ | 作成日時:2014年2月3日 10時