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「今度こそ必ず、ルキアを助ける」


近くまで行くと聞こえてきた言葉。

なんてたくましいんだろう。


「もう怪我は大丈夫みたいだね」


後ろから3人に声をかける。


「Aさん!!」

「花太郎くん」


花太郎がこちらに駆け寄ってくる。

ドジってこけちゃうんじゃない?って心配になる。


「誰だ?」


オレンジ髪の少年が私に聞いてくる。

怪我は...大丈夫そう

志波家の紋章が入ってるズボンを
穿いてる人もこちらを見ている。

質問に答えてあげようとしたとき、花太郎くんが答えた


「一護さん!!

この方は長年、五番隊第四席である白石Aさんです!

力は隊長格並!!

数々の昇進の話!!噂は沢山あって...

“不動の四席”

“五番隊最恐のサボリ魔”」


「「(最後のいらなくね!!?)」」



自分のことのように言う花太郎くん

あー今なら皆の心の内がわかる気がする...

ってか、隊長格並って...買いかぶり過ぎだよ...


「えと...五番隊第四席の白石Aです。

Aでいいよ」


今度は自分で自己紹介をする。

花太郎くんと一緒にいる人は一護くんと岩鷲くんと言うらしい。

岩鷲くんはやっぱり志波家のひとらしい。

海燕副隊長とルキアのこと...知らないのかな?なんて...

その後、恋次くんとの戦いのあとの話をした。

私じゃルキアちゃんを助けられないことも...


「じゃあ、そろそろ私は戻るよ」

「おう」

「一護君、君はこの後きっと更木隊長に会う」

「なんでそう思うんだ?」

「更木隊長は戦いを好む。
一角から話はもう聞いてるらしいから...きっと待ち伏せしてるでしょう」

「ルキアを助けるんだ。
俺はソイツも倒して前へ進む」

強い子だな...

きっとこの子なら、ルキアを助けられる。

......任せられる。


「一護くんなら大丈夫そうだね」


私は3人に背を向け3人と別れた。


“ありがとな、A!!”と、


そう聞こえた私は背を向けたまま手を振った。



白哉くんが言ってた。

なんで追いかけて捕えなかったと。

会いたい人がいて、そのためにここまで来て

会いたい人がそこにいるのが分かってて

手を伸ばせば届く距離にいるのに......


私には、止めることなんてできないよ......








.







.

((裏があると思うのは、ただの直感なのだろうか))

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設定タグ:BLEACH , 仮面の軍勢 , 平子真子   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:アリサ | 作成日時:2014年2月3日 10時

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