目にした光景 ページ22
夜になったのでサソリのとこに行くぞ!!!ってうきうきしてたのは最初だけ
部屋からでるところになると痛さで立てなくなりそうになり、壁を支えにいていないと立っていられない
部屋の中少しうろうろするくらいは大丈夫だったんだけどな
傷口開きそう、、、痛い
サソリのところ行くのはもうちょい怪我が治ってからにしようかななんて泣きごとを言っていると外から金属音がした
この音はまさか敵襲?
少なくてもサソリが誰かと戦っている
私は悲鳴をあげている体を無理やり動かし、急いで外に向かった
そしてやっと外についた時戦闘が終わった
毒で悶え動けなくなったところをサソリがとどめを刺したところだった
サソリが私に気が付き、そして目を逸らした
サ「お前は本当に俺でいいのか?」
私はサソリからの急な質問に驚いたがその答えは前から決まっている
貴「えぇ、もちろん。サソリこそ私で本当にいいの?」
サソリと私お互いを想い合う気持ちは一緒だが私たちはまだお互いの秘密を共有していない
何度か話そうとしたが口を開いても声が出ない
一族の事を話してサソリが目の色を変えるとでも思っているの?
いいや違う、、、、
サソリはそんなこと絶対にしない
違うじゃん私
一族の事を話せないんじゃなくて本当の私のことが話せないんだ
本当の私を知ってサソリに嫌われるのが怖いんだ、、、、
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作者名:リンネ | 作成日時:2019年8月6日 16時