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信長の思惑 ページ15

信長「その廃棄物だが何だか知らん奴らがどんなに強大だろうが、領主は軍権を絶対に手放さねぇよ。
その世界滅ぼし軍に最後の城を攻められて、最後の尻に火がついて、腹切る直前までそのまんまだバーーーカ」

「……………」

信長「それが君主というもんよ。春秋戦国の墨家道が何故滅んだか。
机上でいくら頭をひねった所でこれは変わらん。」

豊久は確信した。こやつはこれが織田信長か。うつけか天魔かわかったものではないわ、と。

そして同時にAはじっと目をこらした。
教科書でしか、学校でしか知らなかった織田信長の姿を、絶対に心に留めておこうと思っての行動だった。


オルミーヌは我慢出来ない、焦らすなと言わんばかりにガバッと頭を起こした。

オル「じゃ、じゃあどうすれば!漂流者でなければ彼らには勝てません!!どうすればいいと言うんですか!!!」

全員の視線が一気に信長に刺さる。
さぁ次は何を抜かすか。とでも言うように。

信長「…………ンなモンは簡単なことよ。




俺達が国を奪れば良いのだ。」

その言葉を理解するのにオルミーヌは時間がかかった。
頭で理解するより先に顔が呆れた顔になっていた。

「え、ちょちょ、待っt((信長「俺達はこれよりこの豊久を頭目に国盗りを始める。」

そう言いながら豊久を指さす。豊久は仁王立ちしたままやや驚いた。

「待っt((信長「それに貴様らが手を貸せい。お前達の世界の平和と幸せのため、この国を亡ぼす企てに加担しろ。」

「ねぇ聞いt((豊久「ちくと待てい!!!おいが頭か!!聞いておらん!!!」

与一「え だってこないだ真ん中座ったじゃない。」

まるで半ギレのように小さく呟いた。
豊久「そんな意味は知らん」

与一と信長はあーあというような顔で見つめた。

与一「あーやっぱり」
信長「お前は本当に残念な子じゃのう。」
「真ん中に座るっていうのは[こいつらまとめてんの俺だよ]ってことだよ。っていうか聞いてってば!!」

信長「なんだようるせぇな」

「別にね?信長さんの力はすごい豊久も与一も強いのは知ってるのでそりゃ国盗りくらいいけそうだとは思うけど??

それ私もやるの……?」

豊久「当たり前じゃ。」
「うそーん」

与一「嘘も何もあなたも漂流者じゃないですか。」

「一般人だわ……影で見守るじゃダメですかぁ?」

信長「お前には向かねぇよ。まぁ戦いに出すというよりは俺の副官だな。」

「雑用ならいくらでもやるんで戦うのはなしで」

ドリフとエルフ→←私だって一つや二つ



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猫目石(プロフ) - 更新楽しみにしております。 (2022年2月11日 20時) (レス) @page40 id: 5676b10c1c (このIDを非表示/違反報告)
タムさん(プロフ) - お隣の山田さんさん» ありがとうございます!がんばります! (2020年11月28日 22時) (レス) id: 14a7f52abe (このIDを非表示/違反報告)
お隣の山田さん(プロフ) - 更新待ってます!!! (2020年11月27日 23時) (レス) id: d70d52a6f6 (このIDを非表示/違反報告)
タムさん(プロフ) - aiueooooさん» お待たせしました!(´;ω;`) (2020年11月19日 10時) (レス) id: 14a7f52abe (このIDを非表示/違反報告)
aiueoooo(プロフ) - 待ってました! (2020年11月19日 3時) (レス) id: f537d46eb3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むきたまご | 作成日時:2016年12月16日 22時

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