【127】 ページ7
(side N)
相葉さんが、俺の手を握る。
昔、火事にあって部屋から逃げられなかった時
俺の手を握っていたまーくんの姿と重なる。
相葉「行こ！」
その手をぐいっと引っ張られ、ずんずんと歩きだした。
相葉「お腹空いたでしょ？
グラウンドの近くにさ、かわいいカフェ出来たの知ってる？
朝早くから美味しいパン食べれるんだって。」
二宮「...朝から男二人で..."かわいいカフェ"に行くの？」
相葉「え？別に変じゃないでしょ？美味しいパンとコーヒー飲みに行くんだから。」
二宮「...わかったよ、わかったから手は離せよ。
これは変だろ。」
相葉「あ、ごめんごめん(笑)
ニノが悲しそうな顔してたから
早くあの場から離れようと思って。」
二宮「元々...こういう顔なんだよ。」
相葉「ふふ。
ニノはねぇ、けっこう顔に出るタイプだと思うよ？
あ、今強がってるな、とか、
本当は嬉しいくせに、とか、
ムッとしてるな、とか(笑)
あと、ちょっと寂しそうな時、とか。
口で言ってることと思ってることが違うんじゃないかな、って思う時がある。」
二宮「...。」
相葉「まぁ、俺の勘違いかもしれないけどね。」
耳が熱を持った。
なんか、見透かされてる気がして...。
職業柄かもしれないけど
相葉さんはいつも人の心に寄り添おうとする。
誰も受け入れず、固い殻に閉じこもっていた俺にさえ...。
なんでそんな風に生きられるのか俺には理解できない。
ただ、この人の優しさに
今の俺が救われているのは確かで
その手の温もりが離れると
どこか寂しくなる。
それを見透かされないように少し声を張って言った。
二宮「勝手に想像すんなや。
全部勘違いだろ。」
相葉「えぇーそうかなぁ？けっこう当たってると思ってるんだけどな。」
俺の顔を覗きこみながら楽しそうに言う。
その真っ直ぐな瞳と目が合うと
また、耳が熱くなった。
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ありす(プロフ) - みーこさん» ありましたねー！あれはほんとやばかったです。なんどりぴったことか！もっと大きく映して欲しかった( ；∀；)男相葉くんに守られるニノちゃんたまりませんね(≧∇≦) (2017年11月18日 13時) (
レス) id: 6c3f64e6a0 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - いつぞやのVS嵐のお正月スペシャルで、クラッシュしたジャイアントが倒れかかって来たとき、真っ先に二宮さんを抱え込んで守っていた相葉さんと、その後気づかれないように一生懸命に涙を拭っていた二宮さんを思い出しました。…ひまわり畑に消えてくって…悲しい(涙) (2017年11月11日 2時) (レス) id: 5ae3e13203 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - みーこさん» どうでしょう〜(= '艸') (2017年11月8日 22時) (レス) id: 6c3f64e6a0 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 気が付かないわけ無いじゃんね〜(涙) (2017年11月6日 22時) (レス) id: 5ae3e13203 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - みーこさん» コメントありがとうございます(*^^*)駆け落ちwwなんとなくお互いが大切な存在になってきましたよね〜(≧∇≦)この先、どうなることやら...。←思い付きで書いてるので決まってませんww (2017年10月21日 11時) (レス) id: 6c3f64e6a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす
| 作成日時：2017年7月26日 23時
