今日:8 hit、昨日:4 hit、合計:207,309 hit
小|中|大
1.5(sideN) ページ5
そういう決められた線路、ってヤツを歩もうとしていた俺と翔さんの前に、異端児がいた。
それが、松本潤、だった。
俺と同じ、今年で18歳になる。
だけど、社員として、うちの会社に出入りしている。
アメリカの大学をこの春、卒業したっていう、たいそうご立派な学歴を引っさげて。
こんな面白いネタ持った人物がいるにも関わらず、その周囲は静かだった。
あまりにも、不自然なくらい、みんなその情報を口にしなかった。
当然だ。
優秀な人材の中でも、ひときわ異彩を放つ経歴の人物が、同僚にいるなんて、会社の連中は知らなかったんだ。
おそらく、かなり特定された上層部の人間しか。
そんな中、俺がそいつを見つけたのは運命と言っちゃってもいいのかもしれない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
302人がお気に入り
302人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:えりんこ
作成日時:2014年5月29日 12時