検索窓
今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:207,312 hit

1.2(sideS) ページ2

二台のPCには、全く同じロゴ、ガイドライン、テンプレートが並ぶ。

どこをどう見ても、同じ。

作り手だって、一目で見当はつけられないだろう。

いつもやっているゲームをやるようなノリで、企業の玄関とも言うべきHPの完全なコピーをたった半月で複製した和。

自分の父親が経営する会社のものとはいえ、いっかいの高校生が為せる技とは到底思えなかった。

「コレを〜松本さんに送って〜」

和は画面をスクロールさせながら、確認をする。

「で、入室証のパスワードが手に入る、と」

和は、躊躇(ちゅうちょ)することなく、また、キーを打ち込み始める。

「なあ、和…わかっているよな?コレ、犯罪だぞ」

「知っていますよ?…詐欺罪?住居も侵入予定だし、3、4件は刑法にひっかかるかな。
…そしたら、頼りにしてますよ?
翔さん」

「おまっ…俺に弁護が務まるわけ…」

1.3(sideS)→←1.1(sideS)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (202 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
302人がお気に入り

アイコン この作品を見ている人にオススメ

設定タグ:大宮 , 磁石 ,   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:えりんこ
作成日時:2014年5月29日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。