【新テニスの王子様】僕に居場所を・・・

story 40 ページ43

映像が流れ始めそこに写っていたのは

「ここは前に合宿で使った俺様の別荘・・・」

そう、映像に写っているのは
立海を去る前にあった跡部が企画した合同合宿で利用した跡部の別荘だ

「監視カメラなんてあそこには無かったはずだぞ！」

そうだよだってそれは

「僕がこんな事の為にカメラを取り付けて
まぁ、証拠が欲しかったんだよ」

みんながざわめく

結構良いものが取れたんだ

私は合宿中にまた桃華に呼び出され
またも濡れ衣を着せられてしまったのだ

「あそこに桃華があるな・・・」

仁王立ちをして私を持っている姿

そこに私が現れて、

『今度はなに？
仕事は山ほどあるのよ』

『貴方まだテニス部辞めないみたいだし
今度こそ辞めたくなるようにしてあげるわ』

桃華は手に持っていたペットボトルを頭からかぶり悲鳴を上げた。

するとすぐにみんなが集まってきて皆に泣きついた桃華

そこ今度はちがう映像が流れだした。

そうこれはこの合宿の敷地だ

その後流れたのはこの前桃華が
自分で自分の腕をカッターで切ったところだ。

「みんな知らなかったろうけど実はあそこ隠しカメラがあったんだよね
と言ってもこんな事の為にあったんじゃないんだけど」

愕然としている中学生

「ウ、ウソだろこんなのでたらめだよな！」

「また、アイツが・・・」

現実を受け入れようとしない奴らが居る中本人は

「こ、こんなのでたらめだよ・・・
みんな私の事信じてくれないの?」

まだ悲劇のヒロインを気取っていた。

「まだ、証拠ならあるけどどうする？」

「俺らが間違っていたのか!?」

どんどん青ざめていく桃華
すると一気に本省むき出した。

「フフフ、そうよ私がやったのよ!!
だって、テニス部にチヤホヤされていたあの子が邪魔だったのよ!!」




やっと本性を出した奴であった。

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