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story 22 ページ24

「Aちゃん少しは落ち着いた?」

あれ名前呼びに・・・

そうかさっきバレたんだった。

「もう大丈夫
アハハハバレない様に千鶴に姫って呼んでもらってたのに

自分からばらして・・・」

自分勝手だな

「べつにいいんだよ
姫呼びは私が呼ぶって決めた事だもん」

なんでこんなに優しくしてくれるんだろ?

人間なんて裏切るか裏切られるかの二択しかないはずなのに

なんで嬉しいとか楽しいとか言う感情を捨てたはずなのに
こんなにも心が温かいのはなんで?

「辛い事があったらせめて私に言いにきなよ」

なんでそんな優しい言葉をかけてくれるの?

「泣きたかったら泣いてもいいんだよ」

そんな事言われたら

「うっヒックヒック、グスッッ」

そのまま僕は千鶴に泣きついた。

「ホントッハ、ずっと、こっグスコワくって
立海にウッいた、ろから、ヒックそうだんでっきるひとっグスいなくて」

今までの泣けなかった分

誰にも言えずに不安だけが積もりに積もっていた思い

誰も信じてもらえなかった時の絶望などが

今頃涙にかわって来たのだ

「大丈夫ここに居る人は少なくとも私はAちゃんの味方
たまには泣いてもいいんだよ」






「千鶴ありがと」

千鶴から離れる

「いいんだよってコーチ達の所へ行かないと!」

あっすっかり忘れてた・・・

アハハハ絶対カメラ越しで見てたよね。

「千鶴泣いたことは誰にも言わないで!」

少し晴れた目で千鶴を見る

何故かえぇ〜と言う顔をされた。

なんでそんな顔をする!
絶対に今の事いったら・・・フフフさてどうし様かな^^

何かを悟ったのか

「だ、だいじょうぶ誰にも言わないから
それよりも早く行こう」

わかってくれたならいいけど何か焦ってない?

(一瞬Aちゃんが怖い笑みをしていた・・・by千鶴)








その後黒部達のもとに行くと
何故かさっちんが号泣していて

訳を聞くとやはりさっきのやり取りを見ていたらしい

もちろん千鶴と同じようにくぎをさしておいた。

そして、なるべく一人にならない事を再確認させられて
薬も何度も今日も飲むようにと言われた。

なんか言われたかそれは6回ぐらい両方ともいわれたよ

そして味方だと言ってくれ

一様お礼はいといた。



そんなこんなで慌ただしい1日が終わった。

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けいとるLOVE - この小説とても好きです(o^^o)これからも頑張ってください! (2016年10月28日 7時) (レス) id: f8221f459a (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 更新してないので心配です。無理せず頑張って下さい! (2016年9月14日 23時) (レス) id: cdc36d0a8e (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 凄く面白いです(≧∇≦)bこれかもがんばって下さい! (2016年9月12日 16時) (レス) id: cd04a858b1 (このIDを非表示/違反報告)
雨猫 - 主人公ちゃんはこれからどうなるの!?更新楽しみにしてます! (2016年9月11日 21時) (レス) id: cdc36d0a8e (このIDを非表示/違反報告)
やの - 嫌われは違反です。貴方が18歳未満の場合、削除してください。18歳以上ならフラグを立ててください。 (2016年9月11日 14時) (レス) id: f929912ca4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アイスドール♪ | 作成日時:2016年8月15日 15時

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