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攻略法71↓ ページ29

樹side


先ほど三人から元気をもらって回復した樹です。


ただいま私は廊下を歩いております。


?何故かって?


あんまり大声で言えないのですが課題を出し忘れていたので先生に出しに行ってきた後なんです。


まさかだし忘れるなんて。

「樹ー!!」

私が少し気を落としていると後ろから声をかけられる。


後ろを振り向くと


「にーちゃん!!」


みんな大好きRa*bitsのお兄ちゃん、にーちゃんこと仁兎なずな先輩が。


「って、え……」


そしてにーちゃんの横には赤色の髪に黒のメッシュが入っており柔道部部長そして強豪ユニットの紅月に所属している鬼龍紅郎先輩と


私と同じ部活でこの学園の生徒会長、Trickstarが革命を起こす前は頂点に君臨していたfineのリーダー天祥院英智先輩がいた。


「め、珍しい組み合わせですね。」


私がそう言うと


「俺と紅郎ちんはそうでもないぞ、同じクラスだからな。珍しいのは、天祥院がいるからだろ。」


「え?そうだったんですか?それで三人はどうしたのですか?」


「これだ。」


鬼龍先輩が差し出してきたのは私のハンカチだった。


「あれ?私落としちゃった?」


ポケットを探っても自分のは出てこなかった。


「ありがとうございます。」


私は鬼龍先輩からハンカチを貰う。


「綺麗な刺繍だな。」


「え?」


鬼龍先輩は私のハンカチの刺繍をじっと見つめる。


樹とローマ字で書かれたもの。


「これは母がやってくれたものです。」


「いいお母さんだな。」


そうやって微笑む鬼龍先輩。


「はい。」


それに釣られて私も微笑んだ。

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灰月葵(プロフ) - 瀬永ゆうさん» ありがとうございます!!初めての作品なので喜んで貰えて嬉しいです。とても皆さんに早くお届けできるように頑張ります!! (2020年5月7日 12時) (レス) id: c25f3f3a69 (このIDを非表示/違反報告)
瀬永ゆう(プロフ) - 長文失礼しました! (2020年5月6日 19時) (レス) id: 4117ae44bf (このIDを非表示/違反報告)
瀬永ゆう(プロフ) - 前作からずっと読ませてもらってます!めっっっっっっっっっっっっっさ面白いです(*^^*)続編おめでとうございます!お身体に気をつけて更新頑張ってください(*´-`)応援しています! (2020年5月6日 19時) (レス) id: 4117ae44bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:灰月葵 | 作成日時:2020年5月6日 18時

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