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攻略法56↓ ページ14

樹side


私は放課後教室でデザインを描きながら1人考えていた。



『ジャッチメントを行う!!』



レオさんの声が頭の中に響く。


あの時私はレオさんが何を言っているのか分からなかった。

だって、だってKnightsがデュエルをするとは全く思っていなかったからだ。



そして今回のジャッチメントはKnightsが厳しい状況に置かれると思う。


何故なら今回Knightsはレオさんの曲を使用するのは禁止されている。


それはKnightsから武器を取り上げることに等しい。




でもKnightsには勝って欲しい。


「私は何ができるのかな?」


「ん〜もちろん樹には俺たちのプロデュースをしてもらうよ。」


!!


「り、凛月くん!」


私は思わず立ち上がってしまった。私の目の前というか斜め前にKnightsが揃っていたからだ。


「い、いつからいたの?」


「樹が鉛筆置いて物思いにふけていた時ぐらいから?」


「それ、結構最初の方だね?!」



すっごくアホみたいな顔だったよ?!

あ゙あ゙最悪だ。


「……ん?プロデュースって?」


私は心の中で頭を抱えて悩んでいると先程の凛月くんの言葉を思い出した。


「俺達がジャッチメントするのは知ってるよね。」


「うん。レオさんから聞いてるし。」


「王様から聞いてるのは少し癪に障るけど……まぁいいや。」


今ものすごく聞いちゃいけないような言葉聞こえたんだけど……


「それで樹にKnightsのプロデュースしてもらおうと思ってさ。」


「え、あんずちゃんの方がいいと思うけど。」


すると朱桜くんが面白くなさそうな顔で言った。


「お姉様はお忙しいのです。」


あれ?私今ものすごく心が傷ついたんだけど…グサッと。


「え、えっと……」


「もしかして嫌だったかしら。」

鳴上くんは眉をひそめて悲しそうな顔をした。

そんな顔をされるとこちらが悪いことをしているかのような気がして

「え!?全然そんなことないよ!むしろ大歓迎だよ!」


こんなことを言ってしまった。

だが時は既に遅し。凛月くんは不敵な笑みを浮かべ

「(ニヤリ)じゃあ明日からよろしくね樹。」


そう言って帰っていった。





……………なんか私上手く丸められた?






まぁKnightsの力になれるならいっか。

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灰月葵(プロフ) - 瀬永ゆうさん» ありがとうございます!!初めての作品なので喜んで貰えて嬉しいです。とても皆さんに早くお届けできるように頑張ります!! (2020年5月7日 12時) (レス) id: c25f3f3a69 (このIDを非表示/違反報告)
瀬永ゆう(プロフ) - 長文失礼しました! (2020年5月6日 19時) (レス) id: 4117ae44bf (このIDを非表示/違反報告)
瀬永ゆう(プロフ) - 前作からずっと読ませてもらってます!めっっっっっっっっっっっっっさ面白いです(*^^*)続編おめでとうございます!お身体に気をつけて更新頑張ってください(*´-`)応援しています! (2020年5月6日 19時) (レス) id: 4117ae44bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:灰月葵 | 作成日時:2020年5月6日 18時

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