優等生はアレが欲しい【名前変換オリジナル】

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「トマト美味しー！！！」



航太「それ俺食った事ねぇや」


「私は逆にこれしか食べられないの！」

航太「ふーん？人間も大変だなー」




ヴァンパイアの世界に馴染むにはまだまだだね






「そろそろ赤ワインが出るんじゃない？」


航太「ああ、玲香は飲めないけど俺が飲むから貰ってきてくれよ」


「別にいいけど」






そんなに美味しいのか？


尚「わーい！赤ワインげっちゅー！！！」

秀「すごくいい匂いだよ〜」





「うっ…生臭い」



裕也「玲香ちゃんにはまだ早いみたいね」

奏斗「早いも何も…人間だから笑」








「じゃあ、私貰ってくるよ！」


航太「おー、俺ここで待ってるわ」






ちょっと離れるだけなら…大丈夫だね

私は赤ワインを貰いに人集りに走っていった。






「わー、行列じゃん」


仕方ない、並ぶしかないね









もうすっかりこの世界に入り浸ってしまっていることは置いておこう。

だって夏休みなんだし、何したっていいじゃん







しばらくして私の順番が回ってきた。






吸血鬼「赤ワインか？」

「はーい、ひとつくださーい」




吸血鬼「はいよ」


「ありがとうございます！」








赤ワインげっちゅー！！








吸血鬼「…ん？」




「よし、航太くんの所に戻ろう」



きっと待ってるよね、遅くなっちゃった…









吸血鬼「おい！待て！！お前」







赤ワインをくれた男の子の吸血鬼に引き止められた。




「…は、はい？」







吸血鬼「…お前、人間か？」








「…えっ！？！？」





な、なんでバレてるのーーーー！？！？！？

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