優等生はアレが欲しい【名前変換オリジナル】

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航太「なんだよ…急に甘え上手になりやがって」



尚「…気を失ってもおかしくない程の痛みなのに…」








やっぱり私…おかしいのかな？

こんなの…嫌じゃないなんて




尚くんに痛くされて、優しくされるのが
嫌じゃないなんて…






「航太…くん…///…っいたぃ」




航太「…っ」






航太くんは私をゆっくりと抱きしめてくれた。

まるで大切な何かを守るように


優しく…優しく









「…はぁっ…はぁっ」





段々と痛みが引いてきた。
徐々に感覚や理性も戻ってくる。








「…っ/////！！！」



航太「なんだよ、急に顔が赤いぞ」



「べ、別に…」



尚「玲香は俺らに甘えちゃったのが恥ずかしいんだよ」







「そ、そういうことじゃ…！」




航太「本当に、お前は意地っ張りだな〜」








そう言って笑う航太くんが、なぜかとてもかっこよくて、可愛くて

なんだか胸が鳴った。



私…みんなに認めてもらっているのかな

そうだったら嬉しい。


居場所も価値もない私を、5人は見つけてくれたから









奏斗「あれ？玲香さん来てたんだ。」

裕也「ふぁあああ、よく寝た〜」

秀「こんにちは〜」





「みんな…」





航太「玲香も気づいていると思うけど、俺たち5人はそれぞれ牙の効果が違うんだ」








じゃあみんな…航太くんのように変わった効果もあれば、尚くんのように危険な効果もあるんだ。




もっと…もっとみんなを知らなきゃ…






「大丈夫よ、航太くん」








「私…きっとそういうの求めて、ここに来たのよ」

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