文豪にセクハラしたいんじゃ

温泉旅行6* ページ18

一方ポートマフィア女子部屋

紅「温泉気持ちよかったのぅ…」

樋「本当、硫黄が効いていて良かったです
お肌すべすべになった気がする」

銀「…気持ちよかった」

樋「でも 私たちが散歩に行っている間大変だったらしいですよ、Aさんが男湯覗こうとしてたとかしてないとか」

『そうなんですよ〜、覗こうとしたらおばちゃんに止められて。せっかく覗けるチャンスだったのに』




樋「なななな何でいるんですか！！
いつから！！」

『今来たとこ』

樋「そうじゃなくてっ」

紅「無駄じゃ、此奴はどんな場所でもまるで気配もなく入ってくるからの」

『さっすが姐さん！わかってらっしゃる〜……って顔！此奴うざって顔やめて！綺麗な顔が台無しですよ！！』

樋「それで…何しに来たんですか」

『ふふ。そりゃあ勿論…お代官様ゲームをしにだよ！』

樋「お代官様ゲーム？」

『ルール説明！じゃあまず…姐さん！こっち来て下さい！』

紅「厭じゃ」

『何故！！』

紅「厭な予感しかせぬ」

『大丈夫ですから！ね！』

樋「Aさんの大丈夫ほど信じられないものはないですね」

『まあまあ、姐さん一寸耳貸して下さい！』

紅「なんじゃ」

『………して、………するだけです』

紅「ふむ…だがそれは」

『では早速！！』

紅「！」

Aはいつの間にか掴んでいた姐さんの帯を勢いよく引っ張った！

『良いではないかーー！！』

樋「あ、姐さんんんん！！！」

姐さんはぐるぐると回り
布団の上に倒れた

『うふふ、姐さんで良いではないかーってやりたかったんだよね』

銀「姐さん…！」

樋「よくも姐さんを！姐さんの仇ーーーッ！！」

『それっひぐっちゃんと銀ちゃんも良いではないかー！』

樋「きゃああああっ」

銀「！？」

ひぐっちゃんと銀ちゃんの帯を掴み一気に引っ張ると、ぐるぐると回り倒れる

『やっぱ旅館に泊まったらお代官様ゲームやらないとー！
ぶっちゃけ楽しかったでしょ、みんな

…あれ…如何したの？ひぐっちゃん口から冷気が漏れてるし、姐さん目が怖いし銀ちゃん殺気やば』



その後、Aの断末魔が隣のポートマフィアの男子部屋まで響いたという




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