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それから背中の流しっこした。
ちゃんと服も脱いだわよ。
さっちゃんがしたいこと、ひとつクリアした。
湯船の中でお山座りで隣に並んで。
何故か自分の胸を見てるさっちゃん。
でもそれ私の胸だから！あんまりジロジロ見られると恥ずかしい。
「……Aってさー」
胸を見たまま、口を開く。
「…なに」
「結構胸敏感だよね」
「っへ！？」
「さっきひとりでシテいいっつったべ？」
「っ、」
ニヤって不敵な笑みを浮かべて、上目遣いでこっちを見る。
、え、待って、やっぱりさっきの30分ってそういうこと？
「あ。でもまだ途中だかんね」
「え」
「研究中。まだ上半身しか」
「、ちょっと！」
"なに？"ってきょとん顔だけど、それ以上言わなくていいから！
「勝手にしてって言ったよね！？」
「ん」
「私に報告しなくていいからっ！」
「んふ」
「笑い事じゃないっ！」
さっちゃん、絶対私の反応見て楽しんでる。
顔をそむけて"もう出る"って言ったら、優しい声で名前を呼ばれた。
「A」
「…なに」
少しだけ伺うように盗み見る。
「……っ！」
「……んん、」
「ちょっ、」
「……んふ、きもちーよ」
「、やだっ、」
目の前でやんないで！
さすがに見てらんない！
さっちゃんの手首を掴む。
「わ、かったからっ！もう、いいから、またそのとき教えてくれればいいからっ！」
「そのとき？」
「、そのときっ」
「戻った時？」
「そうっ、戻った時！」
「えっちする時？」
「っ、……」
だ、ダイレクトにその言葉……っ、
「俺が男ん戻って、Aのこと触る時？」
「、」
「Aんここ触って、気持ちよくしていーの？」
「っ、」
艶っぽいさっちゃんの視線が、私を捉えて離さない。
その潤んだ瞳も唇も。
なんでそんなに色っぽくなれるの。
水面がチャポンって波打って、ふと視線を落とすと。
私が掴んでないもう片方の手が、まだ胸をぎゅっと掴んでる。
それを見てられなくて、恥ずかしくて。
「…………出る」
手を離して立ち上がろうと浴槽の縁に手をかけると、
「もう出んの？」
「、……だってさっちゃん…」
「もう少し一緒に入ろ」
「……危ないでしょ」
「なんが？」
「……襲われそう」
「んは」
腰を上げていつでも立ち上がれる状態のまま、しばらく手を離してくれなくて。
「……そろそろ離して」
「やだ？」
「お風呂で転けたら大変」
「俺ならそうそうこけねぇよ」
「……」
*
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やっち(プロフ) - うさこさん、こんにちは。どの作品もとても良かったです。また作って欲しいです (2022年11月26日 7時) (
レス) @page47 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 完結お疲れ様でした！優しさの塊な智くんにメロメロになったりエロエロの智くんにキュンキュンしたり〜とっても楽しかったです。 (2019年6月24日 12時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - はるさん» はるさん、こんにちは！ほんと、私もさっちゃんと入れ替わりたい(笑)そしたらもれなくじっくり観察ますけど(≧∀≦)最後までおつき合いいただいて、ありがとうございました！ (2019年6月21日 13時) (レス) id: b1c7827c1a (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ていくさん» ていくさん、コメントありがとうございます！毎回楽しみにしていただいてたなんて…嬉しいです☆他のお話でも機会があればよろしくです(^^) (2019年6月21日 13時) (レス) id: b1c7827c1a (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - うさこさん、おはようございます。とっても楽しかったです！さとちゃん格好良かったなぁ、私も入れ替わりたい←無理(^w^)結局二人が幸せで良かったです！ (2019年6月21日 9時) (レス) id: 4dabf2263b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2019年4月12日 20時
