242* 保健室 ページ2
A「……っ、…ん…」
目を開けるとそこは白いカーテンで仕切られたベッドの上。
保健室…？
起き上がってみると、頭がズキズキ。
保健室に来た記憶もないのに、なんであたしここに…
とりあえずベッドから降りて制服を直し、カーテンを開ける。
白衣を着た保健師の広川先生が、机に向かってなにやら書いていた。
A「…あの…」
自分がどうしてここに来たかもよく分からない、軽く不安な状況。
早く理由を聞かなくちゃ…
「、松田さん、起きたの」
A「、はい、…あの、ところでなんで私、保健室に…」
「ホームルームの前に倒れたのよ？覚えてない？」
A「、」
…そうだ、緊張状態になって手が震えて…
…でもなんで緊張状態に…
A「っ、」
そうだ、センパイだ、
大野センパイがあたしのこと好きだ、とか、そんな話になって…っ、
「昨日は寝不足？」
A「、え？」
「疲れが出る時期だし、松田さん体育祭の実行委員もやってるんでしょ？」
A「はい」
「無理しないようにね」
…広川先生ってもっと冷たそうな人かと思ってたけど、案外優しい…
A「ありがとうございます」
「ふふ、まだ寝てく？」
A「、」
「今まだ2限始まったばっかり。顔色もまだ少し悪いし、寝ていったら？」
A「…そうします(笑)」
再びベッドに横になる。
スカートのヒダがくしゃくしゃにならないように整えるのも一苦労。
でも、保健室で眠るのって結構難しいんだよね。
いろんな音が耳に入ってくると気になって眠れないし…
“ガラガラガラ”
…ほら、誰かがはいってきた音。
そういうの、一回気になるともう眠れない…
「また来たの？今ベッド使ってる生徒いるから静かにね」
「そーなん？つーかだりー、俺も寝る」
「ダメ。単位足りなくなるわよ」
「大丈夫、まだ漢文は二回目！5月中旬で二回目！」
「全然自慢になってないし…。とにかく他の生徒がいるから静かにしなさい。私今から職員室だから」
「はいはい」
「ハイは一回」
「はーい」
しばらくするとドアがガラガラと音を立て、先生が出て行く気配がした。
…てゆーかこの声、聞き覚えが…
けどまだボーッとした頭では答えが導き出せなくて、目を閉じる。
*
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うさこ(プロフ) - soraaさん» soraaさん、こんにちは☆センパイ、好きって言えませんでしたー(ﾉД`)またヨシノにも頑張ってもらいます(*'▽'*)どうなるかな( ´艸｀)頑張ります！ (2016年5月22日 8時) (
レス) id: a6bc99da2c (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - まなかさん» まなかさん、こんばんは！期待を裏切ってしまいましたが…！申し訳ないですっ！これからまたもう少し、みんなを見守ってくだされば♪頑張ります(*^^*) (2016年5月22日 8時) (レス) id: a6bc99da2c (このIDを非表示/違反報告)
soraa(プロフ) - うさこさん、こんにちは。智くーん！！もう、好きって言って欲しい。卵焼きのとことか、読んでるこっちが赤くなってしまうくらいのピュアな二人ですね(*´艸｀*) (2016年5月20日 15時) (レス) id: e7c909fbb9 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - ついに！キターー！！って感じです。早く早くくっついてーー幸せになってぇぇーと吠えてます！更新楽しみにしてます！ (2016年5月20日 11時) (レス) id: a5c9d3a59b (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ちび太郎さん» ちび太郎さん、はじめまして♪毎日の楽しみにしていただいてるなんて…！嬉しいです(*^^*)ありがとうございます！出来る限り毎日更新していこうと思ってます。これからもよろしくです！ (2016年5月18日 16時) (レス) id: a6bc99da2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2016年5月9日 0時
