デスノート-2-

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「…ル……エル……エル起きて」



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A…？




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L「…どうした？…」



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悲しそうな顔で俺を見つめる君。




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「エル…私…もうエルとは居られないの」



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そう言って俺から手を離し
立ち上がる


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L「待って！待ってくれ！A」



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掴もうとしても掴めない
どんどん離れて行く



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L「行くなッ！…行かないでくれ！！…」



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黒い闇に飲まれていく



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L「君が居なきゃ…俺は生きる意味がない！！」

L「A！！…行くなッ！！」



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W「…ル…エル…エル！！」

L「…ッハ！！…」



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眼が覚めるとそこには心配そうに俺を見る
ワタリがいた。



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W「…エル、ご気分が悪いですか？」

W「水を…」



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L「…ハァ…ハァ…」

L「不吉な夢を見たんだ…」


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ワタリは水を飲む俺を心配そうに
見つめる。

ここ最近まともに眠れていなかったせいか
体が重たい。



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W「エル、少ししっかりと休まれては？」

L「そんな時間がどこにあるんだ」


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俺はベッドから起き上がり
操作部屋へ行き
パソコンの電源をつける


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L「夜神さん達は？」

W「捜査に行かれてますよ」

L「ふうん、あ、ワタリ、これ宜しく」


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俺は小さな紙をワタリに渡した。



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W「また勝手な事を……」



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さあ、こっからだ、キラ



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