デスノート-2- (ページ6)

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M「らーいとっ！」

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本を読みながらベンチに座っていると
ミサが後ろから飛びついてきた

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K「ミサ」

M「…月…会いたかった…」

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ミサは人目を憚らず
俺を抱きしめた

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K「ミサ…行こう」

M「うん」

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後ろから刑事がつけているのは
分かっていた

分かっていてあえてこうしている

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ホテルに着くと早速中へ入る

さすがにここまでは盗聴や監視は無理
恋人なら何の問題もない

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横が埋まっている部屋を取り
ミサと中へ入る

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M「ねえ月！私ホテル初めて」

K「へえ、そう」

M「月は…初めてじゃなさそうね」

K「まあね、それよりミサ、ノート」

M「え？」

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K「デスノート」

M「あっ…あぁ、はい」

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俺はミサのデスノートを開けると
ミサは腕を組み俺の隣に座る

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M「…ねえ月」

K「ん？」

M「…シャワー浴びてもいい？」

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ミサが俺の肩に頭を置いた

一度くらないなら抱いてやってもいいが
それはきっと今じゃない

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K「俺はいいよ、ミサは浴びな」

M「むぅ…月ったら！！そうゆうつもりで来たんじゃないの？！」

K「簡単にミサを抱けないよ、だろ？」

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俺はミサの方を見て
軽くミサにキスをした

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M「…月…」

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ミサは立ち上がって
シャワーを浴びに向かった

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R「なあ月、なんでキラキラなんだここ」

K「そういうことするための場所だからだよ」

R「そういうこと？ってなんだよ」

K「言わせるなよ、死神だってそのくらい分かるだろ」

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俺はミサのデスノートを一通り見て
犯人の名前を書いて閉じた

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ふと横を見るとミサのカバンから
ピンクのリングノートが見えた

Aがよく使ってるノート…？

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手を伸ばして開くと
授業の板書が書かれたものだった

可愛いイラストに
最後には俺へのメッセージまで

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”テストも近いんだし
大学には来てね^ ^”

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でもなんでミサがこれを…？

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R「可愛い子ちゃんか？」

K「うるさい」

R「なんだなんだ俺にも見せろよ」

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もしかしてミサ…Aを…！？？

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いや、ノートを見たとき
Aの名前は無かった

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M「はぁ…サッパリした」

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