デスノート-2- (ページ5)

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M「で、月とあなたはどんな関係なの？」

「え…？」

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広場に着くとさっそく切り出した

驚いた顔をして
下を向く

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「…ただの友達ですけど…」

M「へえ、友達ね」

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聞きなさいよ、聞きたいことがあるんでしょ
夜神くんはどこにいるのって

さっさと聞けばいいじゃない
そうやって白々しく
落ち着いた顔して

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「これ…夜神くんに渡せたら渡して欲しい」

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沈黙を破り
薄いピンクのリングノートを出しながら
そう言った

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M「…は？」

「会ってるなら、渡して欲しい」

M「…なに？これ」

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中をパラパラ開くと
授業の板書かなにかだった

可愛いイラストと一緒に書かれたノート

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「夜神くんなら大丈夫だと思うけど…」

「テストも近いから、念のため…」

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M「…いいよ、渡しといてあげる」

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「ありがとう」

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私にそんな笑顔向けないでよ
なんでそんな顔できんのよ

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M「勘違いしないでね」

「…え？」

M「あんたなんていつでも殺せんのよ私なら」

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私はカバンからデスノートを出して
胸に突きつけた

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M「月に免じてしないだけよ！あんたなんていつでも殺せんの！私と月は運命共同体なのよ！」

「…運命共同体って…」

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M「月と私は特別なの！分かる？このノートがある限りね！私は月、月は私よ！」

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「…ッ…」

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勢い余って突き飛ばすと
ノートまで落ちてしまった

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「教えて…このノートは何？」

M「…デスノート、人の名前を書くだけで殺せるノート、選ばれた人だけが使えるノートよ」

「デスノート…」

M「月と私は神様に選ばれて、この世界を綺麗にする運命がある、言わば運命共同体って訳」

「夜神くんもこれで…」

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下に落ちたデスノートを
その女が触った

レムが近くに居れば
レムが見えるはず…

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「…！！！！」

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M「貴方にも見えた？」

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「…こ…れ…」

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M「神は神でも…死神」

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「し…し…」

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Le「ふうん、あんたが…」

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私はノートを手から取り上げ
カバンにしまった

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M「レム、行くわよ」

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私は次待つ場所へと
足を進めた

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