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〜１９〜 ページ19
「実はね、最近頑張ってるからご飯連れてったるってのんちゃんが言ってくれてね、二軒目探してたから連れてきてん。」
「そうやったんや。」
ちらっと確認すると無駄に輝く指輪が左手に嵌めてあった。
あぁ、やっぱりこの恋は不毛なのだと悟った瞬間。
「2人はここでよう飲んでんの？」
はたから聞くと何気なく質問したように聞こえるかもしれない。
でも望の目はいつもより少し鋭かった。
「はい、特に最近はほぼ毎日飲んでるやんな？」
紫耀くん、また余計なことを…
「そこまででもないんちゃうかな？
まぁぼちぼちです。」
「え、そうかなぁ？」
「そうやって。」
紫耀くんとつまらないことで言い合いになってしまったのを見て望がぽつり。
「ほんま、仲ええな。」
えっ
「そう見える？嬉しいなぁ(笑)
ね、Aちゃん！」
「えっと…」
「じゃあそろそろ可愛い可愛い奥さんのとこにでも帰るわ。
あとは2人でごゆっくり。」
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作者名：いーすとぼーい。 | 作成日時：2016年11月20日 0時
