ご主人様の言う通り (ページ3)

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相葉「それで…あなたのお名前は？」

櫻井「そうだ！ペットなんだし俺らが付けようよ。」

松本「いいねぇ」

相葉「それじゃ『からあげ』！」

櫻井「相葉くん、それは無いよ～(笑)」

「あの…変なのは嫌ですよ？」

二宮「ペットに決定権ないし～」

「…はーい」

松本「俺『キャサリン』案出しまーす」

大野「松潤、洒落おつだねぇ」

「あの…さすがに『キャサリン』は恥ずかしいです…」

二宮「仕方ないなぁじゃあ紫式部なんてどう？」

松本「プハハハハ。それいいじゃん(笑)」

「真面目に考えて下さいね…？」

二宮「なに、ご主人様に逆らうの」

「…いや、そういうつもりじゃないんですけどね」

大野「ここは普通に『モモ』でいいんじゃない？」

相葉「モモって普通だったんだね」

櫻井「まっいっか。『モモ』で」

二宮「よし。お前はこれから『モモ』だ。」

「…モモ」

大野「モモおいで～」

ご主人様の所に行くと、頭をぐしゃぐしゃ撫でられた。こんなこと初めてだから、なんだか恥ずかしい。

顔が赤くなった私を面白がってご主人様はさらにぐしゃぐしゃと頭を撫でる。

「大野さんでしたっけ。恥ずかしいですよ///」

大野「ふふ。モモは可愛いなぁ。智でいいよ」

「智？」

智「おいらの名前」

「…智さん。」

智「"さん”はやだなぁ」

「じゃあ智くん。」

智「うーん…ギリギリセーフ」

「…智くん」

智「何回も呼ばないでよぉ。恥ずかし///」

この人何歳なんだろう。
私より下には見えないけど、すっごく可愛い。

相葉「モモ～ほらプリンあげるよ」

「あっそれ！」

相葉「どーしたの？」

「私の好きなやつです」

相葉「ほんと？じゃあ覚えとくね」

この年で、ペットなんて。私ぜったいおかしいと思う。だけど、ペットって意外といいみたい。男の人ばっかりで最初は戸惑ったし、彼氏だっているのに…

「あぁーーーー！」

櫻井「なに？どーしたの」

「私、彼氏いるんでした。」

どーしよ…
すっかり忘れてたよ…

二宮「まぁいいんじゃない」

「へ？」

二宮「だってお前、ペットでしょ？」

「そう…ですけど」

二宮「別に女として見てるわけじゃねぇし、」

そっか。
ペットになったって事は、"人”ではあっても、"女”にはなれないんだな。
涼也に話したほうがいいかな。