1番大事なもの3 ページ49
『これ．．．』
信長『あげる。』
『え？』
信長『僕とお揃いにしたから仕事でも付けられるように音が鳴らないものを選んだけど．．．』
『もらっていいの．．．？』
信長『Aちゃんにあげるために持ってきたのに？』
僕が笑えばAちゃんも笑ってくれた
信長『その代り約束して？もう傷付けないって』
『．．．』
信長『僕との約束、守ってくれる？』
『うん』
信長『よかった。』
『ありがとう．．．』
信長『あぁ、もうそろそろ行かないと！』
『お仕事？』
信長『うん、これから収録なんだ。ごめんね、バングル渡しに来ただけだから』
『そうなんだ』
信長『また会いに来るよ』
『うん！』
それからノブくんは仕事に向かった
正直、言いたいことも否定したいこともあったけど言い出したら止まらない気がして
また弱みを見せちゃいそうな気がして言えなかった
本当は言いたかった。私は強くないって、偉くもなければ卑怯で弱虫なんだって
でも、ノブくんはおにぃと違って優しすぎるから
逆に傷付けちゃう気もして．．．
でも、ノブくんはそんな私の気持ちをまた見透かして
それで仕事忙しいのに会いに来てくれた
言いづらいことだったのにちゃんと言ってくれて
ちゃんと考えてくれて嬉しかった
でも切なくもあった
私、いつまでこんな風に気持ち隠して人と話すんだろう
いい加減私もちゃんと、ちゃんと大人にならなきゃ
でも結局その日もおにぃと喧嘩して悔しくっておにぃに出てってって言って
結局なにも変われてない
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玲(プロフ) - 大好きな小説なのでかけてほしくないです。 (2017年6月7日 1時) (
レス) id: 5f1a5cfb44 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - 私もログインできるかわからないです
なのでかけてほしくないです (2017年6月6日 21時) (携帯から) (レス) id: e1d834a5a6 (このIDを非表示/違反報告)
綾華(プロフ) - パスのヒントはくれると思うんですが、それを私がクリアできるとは思わないのでかけてほしくないです。 (2017年6月6日 20時) (レス) id: 8be24e18b1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - とっても好きな小説なのでパスはかけてほしくないです。 (2017年6月6日 20時) (レス) id: 1b6b96d1b6 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - 続きが見たいです。 (2017年5月4日 23時) (レス) id: f3fc70be44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にのかず
| 作成日時：2017年4月4日 20時
