eternally53 ページ8
機嫌が悪い潤くんが、低い声で私に話しかける。
A 「びっくりした、どうしたの？」
潤「少し話せるか」
A 「ん、いいよ」
イラつきの原因は私なのかと、怖くなる
わたしにはいつも優しい潤くん。
何か怒らせたのかも、、
潤「ちょっと、事務所じゃないところで話したいんだけど」
A 「うん、？、どうしよっか、
私の移動車にする？」
潤「ああ、先行っといて。」
A 「分かった」
マネージャーに潤くんと話したいから、連絡するまで移動車に来ないで、と伝える
鍵を預かって移動車に乗り込む
何だろう、怖いなあ。
怒った潤くんの顔は、可愛いなあ、なんて間抜けなことを思うこともあったけど、
いざ、自分に向けられているのかも、と思うと緊張してしまう。
コンコン、
ドアを開けると、サングラスをかけた潤くん
潤「わりい、」
A 「ううん、ここどうぞ。」
潤「おう、」
A 「潤くん、なんかあった？」
潤「、、、。」
沈黙が続く
潤「A、お前が頑固なのは知ってる」
A 「はあ、失礼ですね、笑」
潤「お前の悪いところ。見ててイラつく。素直になりゃいいのに。」
A 「、、、？、すいません、」
よく分からないけど。何故か突然悪口言われて、とりあえず謝っておく。
潤「おまえさ、、」
A 「なに、早く言ってよ、笑」
中々確信を話さない潤くん。
潤「、、、。結婚すんのお前」
A 「は、？なに？」
潤「ヒナと、結婚するかもって聞いた」
A 「だれから」
潤「事務所の人、俺の嫌いなやつ」
ああ、あの人か。と納得。
私のことを切ろうとしてる人。
A 「違う違う、
多分、村上くんが同棲のこと事務所に許可貰ったって言ってたから、そのことを大袈裟に話してるのかも、あの人。」
潤「同棲？」
潤くんの顔がサングラス越しでも、けわしくなっていくのがわかる。
A 「いや、まだ決定ではなくて、落ち着いたらね。」
潤「はあ、、お前さ、自分の気持ち、分かってんだろ。」
A 「気持ち？」
潤「ヒナじゃねえだろ。本当に好きなやつ。
いつも頭で考えるやつだよ。
ヒナと一緒にいて、本当にヒナのことでいっぱいか？」
A 「なんで、そんなこと言うの。」
潤「バス、見た。年末の、移動車。」
どきっ、とする
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樹(プロフ) - やっちさん» はじめてのコメントとても嬉しいです。ありがとうございます。彼らの雰囲気らしい終わり方ができたらな、と思っていますので、引き続き読んでいただけると、嬉しいです。 (2021年9月7日 11時) (
レス) id: afee8f76cb (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - こんにちは。読ませてもらってます。ハッピーエンドになりますように (2021年9月7日 8時) (レス) id: cc7865b69e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月5日 17時
