eternally88 ページ44
翔「俺も、Aが好き。」
A 「、、え、」
翔くんの言葉に頭が真っ白になる。
予想外の言葉に、思考が追いつかない。
翔「俺だって、ずっと好きだった。
ほかに付き合った女性もいたし、
恋愛もそれなりにしてきたけど、
Aを忘れたくて、
俺も上書きしてきたんだと思う。」
A 「翔、くん、、」
翔「お前に気持ち伝えようとしてたんだよ。
村上と付き合ったって報告受ける、前の日に」
A 「、、ごめん、」
翔「はあ、、まじか。」
と言って、翔くんが、私を抱き寄せる。
A 「わ、、翔くん、、」
翔「ごめん、少しだけ。嬉しくて、笑」
照れ笑いをする翔くんが、愛おしくなる。
翔くんも、私を好きだった。
それだけで、幸せで、幸せで、たまらなくなる。
翔「ごめん、無理させて。」
A 「ううん。」
翔「昨日は、璃子を落ち着かせて出て行かせた方が、良いと思って、ああしたんだよ。」
A 「うん、」
翔「本当は、Aが心配だったし、
Aに手を振り払われて、傷ついたよ、笑」
A 「、ごめんね、」
翔「なあ、ほんとに、？」
A 「なにが、？」
抱き合いながら話す私たち、
翔「Aの、気持ち、信じられなくて」
A 「ふふ、
私の方が信じられないよ、笑」
翔くんが、私の両肩を握りしめて、私を離す
すごく近い距離に、翔くんがいて、
私は恥ずかしくなって、両手で顔を隠す。
翔「まじか。」
A 「何回いうの、笑」
片手で、私の両手を振り解く翔くん、
顔がすごく近くて、心臓がうるさい。
翔「好きだから」
照れてる翔くんが、可愛い、なんて思っていると、
翔くんの顔が近づいてきて、
私の唇と、翔くんの唇が重なる。
A 「ん、、っ」
優しくて、短いキス
離れて翔くんの顔を見ると、
見れないくらいかっこよすぎて、恥ずかしくなる。
A 「びっくり、した、」
翔「わりい。」
A 「ううん、」
翔くんの顔が、ふっと、悲しい顔になる
翔「悪い。
大事にしてやりたいのに。誰よりも。」
その言葉で、現実に引き戻される。
そう、私たちは、付き合うことは、できない。
A 「いい、気持ちが知れただけで」
翔「ほんと、ごめんな。」
A 「謝るのやめよう？」
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樹(プロフ) - やっちさん» はじめてのコメントとても嬉しいです。ありがとうございます。彼らの雰囲気らしい終わり方ができたらな、と思っていますので、引き続き読んでいただけると、嬉しいです。 (2021年9月7日 11時) (
レス) id: afee8f76cb (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - こんにちは。読ませてもらってます。ハッピーエンドになりますように (2021年9月7日 8時) (レス) id: cc7865b69e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月5日 17時
