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本番が終わって楽屋に帰る
着替えは私だけが、違う部屋になるので
みんなに、おつかれ〜と声をかけて部屋に入る
部屋に入って、すぐドアがコンコンってなって
開けると、翔くん、
翔「おう、
メシは現地集合で良い？」
A 「うん、マネージャーに送ってもらう」
翔「了解。
じゃ、またあとで」
ドアを後にしようとして、
思い出したようにまた、ドアをあける
翔「あ、そのメイクとかさ
危ないから、少し落とせたりすんの？」
A 「何、危ないって、笑」
翔「いや、夜だし
帰る時とか、目立ちすぎる。」
A 「あ、派手だった？」
翔「いやいや、そうじゃなくて。
まあ、いつもの感じで、よろしく！」
翔くんの目が泳ぐ
A 「、うん、、？」
パタンとドアが閉まる
きい「やばいやばい、今のはやばい」
後ろで聞いていた、きいちゃんが、騒ぎ出す
A 「何、きいちゃん、笑」
きい「今日のAが、可愛すぎて、
他の男に見られると危ないから、
ナチュラルにしてこいって！」
A 「そんなこと言ってなかったよ、笑」
きい「これは脈ありかも〜！」
A 「期待しちゃうから、やめて、笑」
きい「よしよし、
ちょっと、ナチュラル可愛いにしよ！」
A 「仕事じゃないのに、ありがとう、笑」
ハーフアップみたいに、ふわふわに、
まとめていた髪をほどいて、
ふわふわに巻き直してもらう
メイクも、少しナチュラルにしてもらう
きい「うん、可愛い」
きいちゃんに、メイクなおしてもらって、
ラフなワンピースに着替えて、
マネージャーが待つ車に乗る。
ご飯屋さんに向かう車の中でも
ずっと手鏡を見て、
変じゃないかな、って前髪を何度も触る
マネ「つきましたよ。
帰りは大丈夫すか？」
A 「うん、ありがとう、
帰りはタクシー乗るから大丈夫だよ。
お疲れ様！」
マネ「お疲れ様です」
ご飯屋さんに着いて、個室に案内される
開けると、
両手でメニューを眺めて待っている翔くん
翔「おう、おつかれ」
A 「ごめんね、お待たせ」
翔「とりあえず、梅酒？」
A 「うん、」
私はお酒がそこまで得意じゃなくて、
好きな梅酒とか、お茶で割ったお酒しか飲まない
それをメンバーは覚えてくれている
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作者名：樹 | 作成日時：2021年8月29日 19時
