イケメンとバレー少年 ページ14
どうやら烏野高校に通っている翔陽はバレー部に所属しているらしい。
生姜焼きを頬張りながら、なんの警戒心もなくニコニコと愛想良く色々話してくれた。
私が変態オジサンだったらどうするんだろうか
まだ会って30分も経っていないのに翔陽の家族構成、バレーに出会ったきっかけ、高校、所属部、部活の仲間がどんな人たちかさえも知ってしまっている。
守らなければ..この汚い世の中から
これが庇護欲....と初めましての感情に挨拶しながら翔陽の話を聞き続ける。
主「へぇー、東京の合宿のために頑張って勉強してるってわけね」
日「そーなんだよ！赤点とると合宿行けねえんだ！！」
どこのバレー部も赤点とると合宿に行けないんだな
やかましい金髪が脳裏に溢れたが、すぐにかきけす。
日「なのに月島がぜんっぜん勉強教えてくれなくてさー！！」
主「(月島くん...は背の高い嫌味メガネくんか)」
たった数十分話を聞いただけで、なかなか良い性格をしているとわかる月島くん
是非会って嫌そうな顔をしてもらいたい。
日「Aは勉強得意？」
主「まあね、ハイス.....結構得意」
日「すげー！！」
いつもの調子でハイスペックイケメンだからねなんて言ったら引かれそうだ
こんな素直で良い子に嫌われたくはないので最後の一口になってしまった親子丼と一緒に飲み込む。
日「じゃ、じゃあさ！この問題どうしてこの公式使うのかわかる？」
そういいながら翔陽が鞄から取り出したのは1年前に持ってた気がする数学の問題集だった
がんばったのだろう、そこかしこに計算のあとがある
主「うわ懐かしー。これはここにXが代入できるっしょ、だからこの公式なんだよ」
日「ナルホド！！Aすげー！！」
こんなに素直に褒められたのはいつ振りだろうか
すごく気持ちがいい
烏野に転校しようかな
日「Aの教え方めっちゃ分かりやすい！！物理も教えてくれ！！」
主「いいけど、その前にご飯食べな」
女将さんが微妙な顔をしてこちらをみている
先ほどまでは相席を了承したことに感謝していたのか優しげな眼差しだったが、食堂でのお勉強会はあまり心象がよくないようだ
とりあえず女将にむかって微笑んでおく
日「ひむはでほっぴにへんの？」
主「一文字も分からんよ」
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つばき - ツボってもうたwwwwwww無理なんだけどwww気抜かなくても笑わせに来るのやめてくれwwwwww (2021年2月11日 19時) (
レス) id: f1e42d3762 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます〜！！がんばります！ (2020年5月31日 18時) (レス) id: a1e0c2eddf (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 面白かったです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月31日 15時) (レス) id: 51bb303542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2020年5月28日 6時
