六撃目 ページ7
丈side
会議終了後
俺はうっかり資料を忘れたのに気付き、会議室へ引き返した
丈(俺も歳かな…この間まで、忘れ物なんて無かったのに)
ドスン
「うぉひ!?」←
何かにぶつかった
変な声……人間とは思えんな
丈「悪いな、大丈夫か?」
「ごごごごめんなさいっ!!」
顔を上げたその人は…
あ「眼鏡してるんですけどよく見えな…あ!!
眼鏡してない!?」←
眼鏡はしていない
そしてキレイだった
ん?なんか見覚えが…
あ「すすすいませんでしたぁぁぁぁ!!」
ものすごい速さで廊下を駆け抜ける彼女を見ながらはっとした
丈「……A?」
いや…まさかな
おいおいおい、あの髪の色まんまAだった気も…
やめておこう、さっさと資料を取っ……
有「嘘だろ…あ、あのAが……っ」
丈(……ん?)
この声は…有馬さん?
有「あっ…あり得ない…」
やっぱり、有馬さんだ
丈「有馬さん?なにして…」
有「誰だ!?誰なんだ!?」
丈「平子です」←
有「そ、そうなのか!?」
あ、やっとこっち見た
丈「有馬さん、会議室で一人で叫んで何してたんですか?」
有「丈なのか!?」
丈「そうですが?」
有「嘘だろ!?こんな……タケノコが!?」
丈「俺なんかしましたか?」
有「いったい……どんな手を使って落としたんだ!?」
丈(何が言いたいんだ…この人は)
有「なんでAはお前が好きになったんだ!?」
……ん?
丈「有馬さん」
有「なんだよぉ!?」
丈「今俺と有馬さんの話が、絶妙に食い違ってます」
有「なにぃ!?」
結論
有馬→Aの好きな人は誰か聞いてた
丈→会議室に誰が入ってきたのか聞かれてるのかと思った
丈「こういう具合ですね」
有「悪かったな、丈…妙な勘違いをして…」
丈「いえいえ…ん?」
ふと会議室の机に目をやる
くろぶちの眼鏡…
丈「有馬さん、それ…Aのですか?」
有「そうだけど?」
丈「さっきAが眼鏡かけずに走ってました」
有「…………あ」
あ「眼鏡どこだっけぇぇぇぇ」
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はい裕璃氷です
昨日更新できませんですいませんでした…
代わりに泣き絵文字たくさん書いておきまs((
……・゜・(つД`)・゜・
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MM氏 - 名前の所?が、「あ」になっていて主人公と重なって…期待しています!w (2016年7月24日 10時) (レス) id: 5b8b2d2e30 (このIDを非表示/違反報告)
裕璃氷@CL(プロフ) - 佑花さん» おぉ…!!とても嬉しい感想ありがとうございます!!これからも頑張りますね!! (2015年9月23日 17時) (レス) id: aae3b068fb (このIDを非表示/違反報告)
佑花(プロフ) - こんにちは!作品拝読させて頂きました。有馬との日常がとても暖かくて面白くて素敵な作品でした!読後もモヤモヤした感じは一切なく、心がホワホワする様な感じでした!ずっと大好きな作品です!ありがとうございました。 (2015年9月23日 11時) (レス) id: 9814cfcc25 (このIDを非表示/違反報告)
裕璃氷@CL(プロフ) - りんご姫さん» ありがとうございます!!すいません、commuできないんです、親のパスワードがないと…ほんとすいません!! (2015年8月26日 19時) (レス) id: aae3b068fb (このIDを非表示/違反報告)
りんご姫 - 裕璃氷さんの作品はやっぱり最高ですね!実は友希したいんですが…是非考えておいてください! (2015年8月26日 12時) (レス) id: c8a547c079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕璃氷 | 作成日時:2015年6月8日 21時