五撃目 ページ6
有「……A」
あ「はーい？」
会議が終わったあと
有「ちょっと来て」
私は有馬さんに呼び出された
あ「なんですか？」
もうとっくに誰もいない会議室
シーンとしてて、ちょっと寂しい
有「さっきさぁ、丈と楽しそうに話してたよね？」
あ「え？そうですか？」
有「俺にはそう見えた」
あれ？
なんか声が怒ってる…？
有「Aってさ、気付かないの？」
あ「寝癖ですか？」
有「いつまで寝癖引きずってくつもりなの」
あ「えっと…なおるまで…」
有「真面目に答えなくていいよ」
有馬さんはそう言うと…
あ「ちょっ、なにするんですか!?」
私の眼鏡を取り上げた
あ「返してくださいよ!!」
私は何も見えないと言う不安で、思わず大声になる
有「ほーら、そんな大きな声出さないの」
この人…遊んでる…!!
あ「やめてくださいって!!」
有「うーん…そうだなぁ…
今日のこと、反省してくれたらね」
反省？なにを…
有「はぁ…ほんっとに気付いてないんだね」
ぐいっと何かが近付く
よく見えないけど、これだけは分かる
有「なんなら教えてあげようか」
有馬さんとの顔の距離が近くなった
有「俺がどれだけAのこと好きか」
すっ好き!?
あぁぁ、近いっ…
もう無理……!
あ「ひっ…や、やめてください!!」
パァァァァン!!
清々しいくらいの、叩く音が部屋に響く
有「……え？A……」
あまりにいきなりの出来事に
私は上司を、有馬さんを
思いっっっっきり殴っていた
いや平手打ちですよ？←
あ「か、からかわないでください!!私は……
す、好きな人いるんですからッッッッ!!!!」
私はかなり分かりやすい嘘をついて
あ「しししし失礼しましたぁぁ!!」
会議室を走って飛び出した
眼鏡を取り上げられたままで
有「す、好きな人…
オーマイダッティ」←
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MM氏 - 名前の所？が、「あ」になっていて主人公と重なって…期待しています！w (2016年7月24日 10時) (
レス) id: 5b8b2d2e30 (このIDを非表示/違反報告)
裕璃氷＠ＣＬ(プロフ) - 佑花さん» おぉ…!!とても嬉しい感想ありがとうございます!!これからも頑張りますね!! (2015年9月23日 17時) (レス) id: aae3b068fb (このIDを非表示/違反報告)
佑花(プロフ) - こんにちは！作品拝読させて頂きました。有馬との日常がとても暖かくて面白くて素敵な作品でした！読後もモヤモヤした感じは一切なく、心がホワホワする様な感じでした！ずっと大好きな作品です！ありがとうございました。 (2015年9月23日 11時) (レス) id: 9814cfcc25 (このIDを非表示/違反報告)
裕璃氷＠ＣＬ(プロフ) - りんご姫さん» ありがとうございます!!すいません、commuできないんです、親のパスワードがないと…ほんとすいません!! (2015年8月26日 19時) (レス) id: aae3b068fb (このIDを非表示/違反報告)
りんご姫 - 裕璃氷さんの作品はやっぱり最高ですね！実は友希したいんですが…是非考えておいてください！ (2015年8月26日 12時) (レス) id: c8a547c079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕璃氷
| 作成日時：2015年6月8日 21時
