＜完＞天才と不幸少女【有馬貴将】

二十四撃目 ページ25

あ「えー…」



なにこれ…





資料かと思ったらレポートの確認とかもあるし…






ペナルティー半端ない!!





あ「……あ、政道くん間違えてる」







後で返してあげないと…






あ「亜門さんこの資料持ってってない…」





後で渡しに行かないと…





有「Aー、これアキラの案件だよ」


あ「あ、ほんとだ…でもここでいいのかな？」





後で聞きに行かないと…





後でやること多いな…








有「いつやるの？今でしょ」



あ「なんですかいきなり」






丈「あ、A」


あ「丈さん、なんかスゴい大変なんですけど」



丈「あ、あぁ…ところで、鈴屋を見なかったか？」



あ「什造くん？来てないですよ？」




丈「実は会議中にいなくなって、局内にもいないんだ」




有「鈴屋らしいな」



特等会議に参加しない人が言うか←






丈「ちょっと探してきてくれるか？」


あ「はーい」



有「俺も？」



丈「当たり前ですよ」









そして私たちは什造くんを探しに町へ出た




あ「公園とかにいないかなー」


有「ドーナツ屋かもよ？」


あ「動物園は？」


有「キャバクラかも…」





あ「それは全力で否定させていただきます」

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