発狂296回目 ページ11
Aside
ブオォォォン
洗面台の鏡の前に立って、髪を乾かす
そーいや、私髪切った事ないのか?
少し切ってみよっかな、これじゃあ流石に邪魔になるし…
る「貸してください」
るぅちゃんがいきなり後ろから現れて、ドライヤーを取られたかと思えば、私の髪を乾かし始めた
『えぇ?私自分でやるよ…』
る「いいんですよ(笑)僕、Aの髪あんま触ったことないなーって思って」
『あ、髪色戻ってる』
る「シャワー浴びましたからね」
なるほど、洗えばとれるタイプのやつだったんだね
『黒髪のるぅちゃんも好きだったなぁ……でも、やっぱるぅちゃんには黄色が似合うよ!』
と、るぅちゃんは顔を真っ赤にする
る「そ、そんなぁ//ぼ…僕もAの髪、すすす…好きですよ?」
動揺しまくってるねぇ
る「よし、これで乾きましたね。荷物片付けにいったらどうですか?まだやってないですよね?」
『うん、そうするよ。ありがとう』
部屋で荷物を片付けていると、愛菜から着信があった
愛《おつかれぇい!任務はどうでしたぁ?》
『うふふ、池に落とされて溺死寸前のところで息を引き戻しましたよオホホホ^^』
愛《……幽霊!?》
『生きてるわ』
何の用かと聞けば、
愛《遊ぼ♡》
『タヒにかけて報告とかいろいろとあるんだよコンチキショー』
愛《じゃあ、後で?》
『この土日は遊ぶ気になれん』
愛《えぇー》
『まぁ、私これから報告諸々あるので』
電話を切ると、部屋の襖がノックされる
る「A、片付け終わりましたか?」
『終わったよ!』
襖からひょっこりと顔を出す
る「ふふ、可愛いですね」
優しく撫でてくれる
る「僕の部屋についてきてください。何があったのか、僕だけにでも教えてください」
『…わかった』
るぅちゃんの部屋に行って、全てを話した
告白された時の事、るぅちゃんが見た時の事、そして、池に落とされた事
る「そうだったんですね……」
るぅちゃんが私の事に強く抱きつく
る「ごめんなさい。もっと早く気づいていれば、こんな事にならなかったのに…」
『そんな…るぅちゃんは悪くないよ、相手が一般人だからって油断したのが悪かった』
る「でも、よかったです。陸にあげたとき、お腹を押しただけで水が出て、息を戻してくれて(大嘘)」
『でも、溺れた時ってあんな感じなんだなぁ。呼吸出来ないのに、口の中に空気が入ってくるんだもん』
る「そうなんですね…(・・;)」
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ゆゆ(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて、ずっと読み続けられちゃいます!感想はまた読み切ってから言うんですけど、発狂289回目のところ、多分るぅとsideが夢主sideになってますよ!すいません上からで。 (2023年2月11日 7時) (レス) @page4 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - 凛月柚/タブさん» いや、夢主ちゃんが怖いのでそうそう無いと思う (2021年11月20日 20時) (レス) id: f475c36182 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - 月の光さん» いや、怨念だろ (2021年11月20日 20時) (レス) id: f475c36182 (このIDを非表示/違反報告)
凛月柚/タブ - おーちゃんの雑談好きです!あっ、どうぞこれからも続けて下さい(*^^*) (2021年11月20日 20時) (レス) @page49 id: ef3e8bc748 (このIDを非表示/違反報告)
月の光(プロフ) - 朧月さん» 怨念ではなくね、怨念は負の感情やで (2021年11月20日 14時) (レス) id: 14cd6ae491 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧月 | 作成日時:2021年10月3日 13時