【黒子のバスケ】 〜キセキの世代と天才少女4〜

第139Q ページ3

黄「海だ━━━━!!」
青「山もあんぞ！山も!!おい黄瀬！後でセミ捕まえに行こうぜ！」
黒「小学生ですか…」
紫「てかセミ捕まえんの去年もやってなかったぁ？」
緑「どうせ後で可哀想とか言って山に返すのだから無駄な事だと思うのだよ。」
青「うるせーな！」
ほんとにセミ捕まえてたのか、君は。
そして山に返すの可哀想だからという理由なのか。
優しいな！
赤「お前達、騒いでないで早く行くぞ。」
『はーい。』
まぁ中学生らしいといえば中学生らしいんだけど、
昨日ようやく夏休みに入って皆元気いっぱいの様子。
羨ましいなぁ。
貴「ここだよ。」
『おー…！相変わらずでかい…。』
そうかな？
貴「あ、えと体育館みたいなのもここにあるから、移動はなし。」
あと自主練も自由、と言うと皆の目が輝く。
無邪気っていいなぁ…。
貴「部屋はいっぱいあるから、好きに使って。」
一個でも二個でも。
赤「よし、各自荷物部屋に置いてきたらもう一度ここに集まれ。」
『うぃーっす。』
赤「敦、迷子になるなよ。」
紫「ならないよ〜。」
ちょいちょいなってるじゃないか。
さて、私も自分の部屋に行くか。


赤「よし、全員来たな。」
貴「うん。これからどうするの？」
黄「海行こうッス!!海！」
青「はぁ!?山だろ！山！」
緑「俺は練習したいのだよ。」
まとまんないねぇ、意見。
桃「私も海かな。Aもそっちがいいでしょ？」
貴「え？まぁさつきが行きたい方で。」
黄「やった！じゃぁ海ッスね！赤司っち！」
赤「海に行くから着替えてこい。」
盛大に溜息を吐きながら征君は言った。

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