第93Q ページ6
貴「はい、そこの男子生徒、止まりなさい。」
時間は朝。正確な時間は知りません。
場所は学校の昇降口付近。
何をしてるかと言うと…
貴「名前とクラス、あとは…番号を教えてくれると嬉しいかな。」
男子生徒「えーと…番号って携た「いや、名簿。」ですよね。」
服装検査である。
いやー、自分でも知らなかったけどどうやら私は風紀委員だったらしい。
夏服に変わるのともうすぐ学園祭があって浮かれる人がいるからという理由でこういう日を設けたらしい。
そう、学園祭って何やるんだろうなぁ…。
結構早くやってるにも関わらずバスケ部レギュラーは皆来ていない。
遅刻?休み?
先生「もう解散していいですよ。」
あ、終わっちゃったし。
じゃぁ私も教室行くか。
先「藍咲さん。」
貴「はい?」
先「すみません、風紀委員だって言うの忘れてて。」
あ、敬語が特徴のひょろっとした先生(♂)だ。
優しくて顔がいい方なので生徒に人気があるっぽい。
そしていじりがいがある。
貴「いえ、大丈夫ですよ。」
にっこりと笑う。
貴「ただ部活ができないのはすこぉ〜し残念ですが。」
先「…すみません。」
貴「あぁいえ、大丈夫ですよ。少しですし、少し。」
先「あぁぁほんとごめんなさい!風紀委員にしてごめんなさい!」
割と真面目な生徒にいじられるって先生としてどうよ?
というか私を風紀委員にしたのは貴方なんですか。
貴「あはは。本当に気にしないで下さい。いつもと違う事やるのも新鮮ですから。あ。」
先「何かありましたか?」
貴「タイ、曲がってますよ。先生がそんなんじゃダメですね。」
襟元に手を伸ばしてネクタイを直す。
先「あ、すみませ…」
視線が、すごく視線を感じる。
貴「何隠れて見てるの?」
バスケ部レギュラー御一行様登場。
黒「いえ、おはようございます。」
桃「おっはよ〜!」
黄「別にAっちと先生が新婚さん的な風に見えて拗ねてたわけじゃないッス。」
結構わかりやすく説明してくれてありがとう。しかし何故拗ねる。
青「うーっす。」
緑「おはようなのだよ。」
紫「おはよ〜。」
赤「おはよう。」
貴「おはよう。皆今登校?遅いね。」
緑「バカをいうな。勿論いつもどおりの時間に来て練習していたのだよ。」
じゃぁ何故ここに?
黄「Aっちが風紀委員だって赤司っちに聞いてAっちのビシッとしたカッコイイ姿を拝みに来たんスよ。」
青「ほら、俺ら来るの早いから見れねーじゃん?」
紫「だから、今来たの。」
貴「アンタら暇だね。」
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革ベルト
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くりちゃん - 黄瀬くん青峰くんテツくんかっこよすぎ(*´Д`) (2013年10月7日 10時) (レス) id: dbd5eac34d (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ゆづ♪さん» ありがとうございます!頑張りますね! (2013年4月19日 21時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ♪(プロフ) - キセキがみんな可愛い!楽しいので、また色んなお話読ませてくださいね!応援してます! (2013年4月19日 20時) (レス) id: 971d1bec2c (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 愛さん» 全然天才じゃないですよヽ(´Д`;)ノ ありがとうございます(*≧∀≦*) (2013年1月7日 6時) (レス) id: 7020a074e6 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ノアールさん» マジですか!Σ(゚д゚ )嬉しいッス!頑張ります!! (2012年8月29日 7時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/posutomidori/
作成日時:2012年8月1日 6時