第117Q ページ31
貴「わぁ、すごい…。」
何をしてるかと言うと征君が将棋をしています。
「………負けました。」
将棋部の部長さんが項垂れて降参する。
貴「すごいね!」
赤「当たり前だ。//」
何でこんな事になったかと言うと、
〜回想w〜
貴「…もう食べ物はいいや。」
お昼も食べ終えてそろそろ腹八分目を越えようとしている。
赤「そうだな。何か見て回るか?」
貴「そうだね。…去年征君は何してたの?」
赤「去年か?そうだな…、桃井曰く道場破り、だ。」
貴「道場破り??」
首を傾げると何故か頭を撫でられる。
赤「将棋、オセロ、囲碁、チェスのそれぞれの部活の主将を倒した。」
貴「……成程。
それ、見たい。」
〜回想終了〜
と、言う事で手始めに将棋部の主将を倒した所。
貴「征君強かったね!」
赤「この程度の強さならお前でも真太郎でも勝てる。」
あの、大きい声で言うのやめてもらえる?
赤「それで、今年は何をくれるんだ?」
貴「え、何それ?」
赤「大将に勝つと景品がもらえるんだ。ほら、そこに書いてあるだろう。」
あ、ほんとだ。
「くそ…」
悔しそうに何らかの紙を征君に渡す大将さん。
貴「何だった?」
征君の肩ごしに見るとどうやら商品券のよう。
貴「え。」
すご。
赤「うん、確かに頂いた。行くよ、A。」
貴「あ、うん。」
あぁ、去年もこんなんだったのか…。
ご愁傷様です、皆さん。
貴「おぉ〜、コンプリート。」
すっごー!
わずか1時間ちょい(移動時間込み)でコンプリートしちゃった。
赤「休憩の終わりまでに間に合った?」
貴「あ…」
気にしてなかった。
急いで時計を確かめる。
貴「平気。」
あと少しだけど。
赤「良かった。」
貴「気にしててくれたの?」
赤「遅れたら怒られるだろう?」
明日の休憩はまずないね。
赤「…教室、戻ろうか。」
貴「うん。」
赤「あ、それと今日もらった景品全部あげるから。」
貴「えぇ!??いいよ!」
折角勝ったんだから。
赤「いい。Aの為にやったんだ。」
貴「でも…」
赤「反対意見は認めない。僕の言う事は絶対、だよ。」
貴「……はい。」
赤「いい子だね。」
いや、殆ど強制では?
いいけど…。
赤「……付き合ってくれてありがとう。」
貴「え!?いや、私が見たいっていったんだし!景品までもらって…」
お礼を言うのはこっちの方であって征君が言う事じゃないよね。
赤「そうか…。
(――違うよ。一緒に居てくれた事が、俺は嬉しかったんだ。)」
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革ベルト
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くりちゃん - 黄瀬くん青峰くんテツくんかっこよすぎ(*´Д`) (2013年10月7日 10時) (レス) id: dbd5eac34d (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ゆづ♪さん» ありがとうございます!頑張りますね! (2013年4月19日 21時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ♪(プロフ) - キセキがみんな可愛い!楽しいので、また色んなお話読ませてくださいね!応援してます! (2013年4月19日 20時) (レス) id: 971d1bec2c (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 愛さん» 全然天才じゃないですよヽ(´Д`;)ノ ありがとうございます(*≧∀≦*) (2013年1月7日 6時) (レス) id: 7020a074e6 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ノアールさん» マジですか!Σ(゚д゚ )嬉しいッス!頑張ります!! (2012年8月29日 7時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/posutomidori/
作成日時:2012年8月1日 6時