【黒子のバスケ】～キセキの世代と天才少女～ (ページ7)

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第５Q ページ7

―キーンコーンカーンコーン

黄「やっと終わった!!」
貴「だね。お疲れ。えっと、次は？」
1時間目が終わり、伸びをする黄瀬君。
黄「あ、次なら…」
青「体育だぜ。」
黄瀬君のセリフに被せて青峰君が言う。
黄「ちょ、何で青峰っちが言うんスか！」
青「別にいいじゃん。」
黄「よくないッスよ！折角答えようとしたのに！」
何か喧嘩し始めた!？

いや、ていうか正直今は喧嘩より気になる事があるんだよね。
貴「う～ん、どうしよ…。」
桃「どうかした？」
貴「あ、桃井さん。」
桃「さつきでいいよ。それで、どうかしたの？」
さつきの声に反応して黄瀬君と青峰君も喧嘩をやめてこっちを見る。
貴「あ、それが私今日の時間割とか知らなかったんだよね。
だから運動着とかそれの代わりになるもの持ってきてないの。」
やっぱ見学かな？
体育面白そうなのになぁ。
桃「う～ん、予備はないなぁ。ごめんね。」
貴「ううん、いいの。気にしないで。」
申し訳なさそうにするさつきに慌ててフォローする。
貴「あ、因みに何の種目？」
桃「今日はバスケって言ってたかな。」
バスケか。
ストリートでやってるのは見たことあるけど、やったことはないな。
というか多くのスポーツをやった事ないと思うけどまぁそれはおいておこう。
青「俺の貸すか？予備もってるから。」
貴「え…？」
桃・黄「「えぇぇぇぇぇ!??」」
青「耳いって…」
黄「青峰っち何か悪いもん食べたんスか!?ありえなっ、いやマジでありえないッスよ!!」
桃「ほんと！大ちゃんどうしたの！？」
青「いや、困ってっから…」
桃・黄「「明日絶対雪だ…」」
いや失礼でしょ。
黄「あ、てか女子のじゃなくていいなら俺のも貸すッスけど？」
貴「あ、いや、それはちょっとぉ…」
黄「何でッスかっ!!?」
貴「いや、黄瀬君モテてるみたいだから。」
教科書1時間目に見せてもらったけど正直視線がかなり痛かった。
黄「いやっ、確かに俺モテるッスけど!!何で拒絶されなきゃならない…」
青「ほら。」
貴「ありがとう。」

バスケか。
楽しみだな♪