甘いｷﾐとの始まり。-Part.2-【名前変換】

Sweet...81 ページ31

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涼介「あ、Aちゃん発見!」

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中庭の掃除が終わり、教室に戻ろうとすると

隣の涼介が2階の窓を指さしながらそう言った。

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涼介「あ、浮気現場。」

裕翔「くだらないこと言うなっつーの。」

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俺と涼介の目に映ってるのは、ｻｯｶｰ部の後輩と仲良さそうに

しゃべっているAちゃんの姿。

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涼介「だって、ｱｲﾂ……絶対Aちゃんのこと好きだよ。」

裕翔「知ってるよ。」

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涼介「何でそんな冷静なの?」

裕翔「別に……」

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少し照れたような表情で、

後輩と話しているAちゃん。

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涼介「あー……あんな表情を

他の男の子に見せちゃって。」

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裕翔「だから…………何だよ。」

涼介「べっつにー♪」

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裕翔「涼介の方がよっぽど腹立つ。」

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涼介「とか言って、俺のこと好きなくせに。

大丈夫、裕翔が照れ屋さんなのは知ってるから。」

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裕翔「俺、Aちゃんと帰るから

早く教室戻ろうっと。」

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涼介「ｵｲ、待てよ!」

裕翔「待ちませーん。」

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