【男性声優】無自覚愛され体質 2！

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『いらっしゃいませー！

なんだか珍しい組み合わせですね？』





斉藤「前から話してた差し入れの件で
会いにきたんだ

それからこれ、この前貸したやつの新刊」





『ありがとうございます！
続き、すごく気になってたんです！

帰ったら早速読みます！」





何となく俺のほうが仲がいいって
浅沼さんにアピールしたくて



浅沼「あ、これ。この前のお礼

Aちゃん好きそうだったから」





浅沼さんが差し出したのは可愛らしく
ラッピングされたネコのクッキー


『可愛いですね！食べるのもったいないなぁ

ありがとうございます、浅沼さん！』





なんか、ずるい

こういうさり気ないとこオトナだなって思うし
俺とかは真似できない感じ





『あ、差し入れの件ですよね？

こちらにどうぞ！』




2人で並んでカウンター席に座る


『ブランドです！

今日はわたしからのサービスで！』





可愛らしい笑顔と一緒に差し出されたコーヒーは
いつもの、落ち着く好きな香り




斉藤「ありがとう、いただくね？」





浅沼「ありがとう！

そうだ！これイベントの日程と
出演者の数とか色々」






『これだと結構多いですね？

キッチンスペースとか少しあれば
食事の時間に合わせて温かいものも
お出しできるんですが…』

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