【男性声優】無自覚愛され体質

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斉藤壮馬side


お気に入りのカフェのお気に入りの彼女


優しい笑顔に落ち着く空間

読書するのにもいいし
おしゃべりするのもいい


お互いの本を貸し借りする仲になり
連絡もこまめにとっている



壮馬さん、と呼んでくれる君に
気持ちは大きくなっていくばかりの日々




ダメ元で頼んだ差し入れの件も
嬉しそうに引き受けてくれた



ほんとはみんなに教えたくなんてないけど
自慢したい気持ちもあったり…




『壮馬さんの好きなもの、たくさん作りますね！

あとはリクエストがあれば言ってくださいね！』




斉藤「ありがとう、楽しみにしてるね？」




君との約束は嬉しくて

自然と笑みが溢れる




斉藤「ねぇ、Aちゃん…」



カウンターから少し身を乗り出し
Aちゃんの耳元で囁く





その瞬間真っ赤に染まる君の頬


あぁ、ほんと可愛い







ー…あんまり可愛いと食べちゃうよ？

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