2話 ページ2
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「やれやれ、面倒な女でし」
「兄さん…」
「なんだサブマド。まさかお前まで世に文句を言うわけじゃないでしな」
「そ、そんなんじゃないよ……でも、」
「おや、何か問題がありましたかな?」
「気にするでない銀行屋。馬鹿の相手をさせられただけの話だ。聞いたかサブマド、あの文官の出身、奴らと同じゴミ溜だと言うではないか。
全く、世の頭を困らせるのはいつもあのウジ共よ」
「でも…彼女は読み書きだって出来ていたよ、計算に関してはは国一だし、…」
「おやおや、不思議な方が居たものですねぇ。スラム出身で文官ですか。貴族相手に女を売っていたとしても精々簡単な読み書き程度でしょうに。王は優秀な部下をお持ちですな」
「なにが優秀だ、ウジはウジだ。事実今日も世の手を煩わせたではないか」
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あまね(プロフ) - すきですすす (10月11日 20時) (レス) @page6 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
むす(プロフ) - eggちゃんさん» 暖かいお言葉ありがとうございます!またマギにはまって書き始めちゃいました😂以前と少し系統が違うかもしれませんが、楽しんで貰えたら幸いです‼️ (2022年2月14日 1時) (レス) id: 1e945b1125 (このIDを非表示/違反報告)
eggちゃん(プロフ) - むすさんの新作待っていました!!お身体に気をつけて更新頑張ってください! (2022年2月7日 18時) (レス) id: e88a2b5ecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むす | 作成日時:2022年2月5日 1時