27. ページ29
目の前には正座の真冬さん
うつむきながらも時折申し訳なさそうなうるうるの目で見つめてくる。かわいい。
どこかもふもふに似てきている気がする。気のせい...か、？
「それで、鍵をかけなかったのは、はい。私の責任ですけれども、いったいどうして？」
「あの、ちょうどこのアパートを、たまたま！たまたま！通りかかった時に、下の駐輪場にもふもふちゃんに似てる子がいて、」
「はぁ、」
「それで近づいてみたらちゃんもふもふちゃんで！」
「...え、？」
「というわけでですね、もふもふちゃん逃げてるよ！っていうためにもふもふちゃん抱っこして、それでピンポン押しに行ったら！あいてるんですもん！ちょっと！」
話が読めた。これは、これは完全に私が悪い。
「申し訳ありませんでした...これは私が正座案件です...いや、土下座案件です...」
「いえ！僕も勝手に女の子の部屋に入るなんて！だめだめです！外で待っとけばよかったですね笑」
「いえ！これは！わたしが！」
「いや！僕！」
「わたし！」
「ぼく！」
「わたし！」
そうやって言い合ってるともふもふが正座した真冬さんの足に頭をこすりつけた。いつの間に仲良くなったんだ。
くしゃみをしながらよーしよしよしとなでる大きな綺麗な手と、体を預けてなでられるもふもふ
「いいな、」
と本音が口に出た瞬間 は！っとする
「、きこえました、？」
「ばっちりです。」
はー！！聞こえた！聞こえてた！！
「えへへ、かわいいですね笑 いいですよ、なでてあげます。 おいで？」
両手をひろげて、満面の笑みで、そこに思い切り抱きつく勇気はもちろんないので
「あ、では、お願いいたします。」
とおずおず頭を下げる
「なんで敬語？笑 はいこちらこそ！」
やさしい手が頭をなでた
お久しぶりの更新なのかもわかりません。センター直前高校３年どうもこうちゃです。
読んでくださってる方、今でもいらっしゃったらもうそれは感謝感激です！！
それではまたどうぞよしなに
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 346人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すばる - 頑張れ!!ふわふわしてて凄く自分好みな作品です!! (2019年12月6日 17時) (
レス) id: f38b18c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 更新楽しみに待ってます！ (2018年12月11日 21時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
こうちゃ(プロフ) - なたでここさん» お久しぶりです！おめでとうございます！！お忙しいのに読んでくださってありがたいです...。頑張ってください！！(*´ω`*) (2018年11月25日 13時) (レス) id: 1226b88d7f (このIDを非表示/違反報告)
なたでここ(プロフ) - こうちゃさん» わぁ一年ぶりですっ！無事に合格して大学生やってますっ！ありがとうございましたー！ (2018年11月25日 12時) (レス) id: 2e07e56d54 (このIDを非表示/違反報告)
こうちゃ(プロフ) - いぶきさん» あー！！嬉しいです！！まさかまだ読んでくださる方がいたとは...。生存してます！！！(´∀｀*) 生存報告頑張ります！！ (2018年11月24日 23時) (レス) id: 1226b88d7f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こうちゃ | 作成日時：2017年2月11日 19時
