ホスト系男子とオカン系女子の同居生活２【luz】

87.そこでいいの？ ページ45

「な、なにしてる？の？」

足首をそっともって、それから足の甲に口づける。

すると必然的にわたしが上にいて、彼が下にいるのだけれど、彼の目がわたしに向いていて、上目使いなのだけれど、どこか官能的なこの目はいつかに見たことがある

獣の目だ

「はいらないの？」

「はいります」

光くんの足の間に体育座りする

お腹に彼の手が回ってきて、ぎゅうと抱きしめられる

「俺のためにかわいくなってる？」

「...もちろん」

「ちゃんと気付いてるからね」

「あなたの隣にいたいですから」

「かわい」

「...お世辞はいいです」

「本当だよ？」

もうなにも言い返せないし、頑張っていることを彼が気づいているから余計に恥ずかしい。でも貴方の隣にいるためには、貴方と少しでも釣り合わなくては、と思うのです

「...足の甲でいいの？」

「ん？何が？」

なんでこの人はこういうところで天然なのだろうか、かわいいけど


「だから、その、き、すをする、ところが」


「......、」

間が怖い、変だっただろうか、


「...いや、ちゃんとしたいかな」

「ここに、」


後ろから光くんの頭が横に来て、私の唇を触った。わたしがそちらを向くと、彼は

「かわいいこと言うから、ちょっと頭が回らなかった。」

と真顔で言った

「それはどーも！」

恥ずかしかったので目の前にある彼に向かって接吻をするのだけれど、

「それだけでは足りないなぁ〜」

と笑いながら言う彼は本当に野獣。目の瞳孔がひらいて、私の口のなかを好き勝手し始める


二人でのぼせて、二人で顔を見合わせて笑った
のはこの後の話。


ーーー
お久しぶりの更新でした。いつも更新遅くて申し訳ないです...

そういえばお正月が過ぎましたね！

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします！

もう受験シーズンですが、中学三年の皆様、またその他の皆様も頑張ってください。

インフルなどには十分にお気をつけて！

ではまた次の更新で！

こうちゃ

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