ホスト系男子とオカン系女子の同居生活２【luz】

76.人生ってのは ページ32

「そういえばもう6月だよ」

「はやいねー」


梅雨の時期に入ってしまって、外への散歩は無理だし、そもそも彼が外には出たくないというばかりで私は暇で仕方ない



「オセロしよう！」

「無理ー」

「チェス！」

「無理ー」

「将棋！」

「無理ー」

「…なんだったらいいの！？」

ことごとく駄目だし、何するの？！暇！！


「…みんな誘って人生ゲームする？」

「それだ」


すぐさま人を集める。

そらるさんは風邪らしく欠席、まふくんはそらるさんにゼリーとスライムを渡してから来るらしい。…スライム？


つっきーは坂田さんと浦田さんという人と来るらしいが、芸名なのだろうか、それとも本名？


彼らが来る間に光君のことをるす君と呼ぶように練習をしてから放送しながらゲームをするためパソコンを用意した


「あけてーー！…あ、先にピンポン押さないとか、」

ビンポーン



…順番逆だよ？！

「さかたんー？」

「おう！あ！どうも！さかたです！あほの！」

「おい坂田！いつもインターホン鳴らしてから入れって言ってるだろ！るすお前もうんたらかんたら」

よし、この人のニックネームは母さんだ。なんて考えてからお茶を出す

「初めまして！」

「おぉ！美人！」

「ありがとう笑」

坂田さんは浦田さんのお説教を華麗に聞き流しながら私ににこやかに挨拶をしてくれた


それからの人生ゲームは悲惨だった

まふくんが途中できたときには屍と化していたし、それからはもう、ほんとうに、


私は銀行をしたんだけれど、

るす君は子供を何人も作るし

つっきーは事故ばかりするし

坂田さんは借金地獄だし

浦田さんはきちんとした職に就いた


…浦田さんさすが！




ーーーー

っていうのんびりを書きました

お久しぶりです、こうちゃです

書いていた5枚の下書きは携帯の充電を忘れていて消えました。

ほんとうにこんなに遅いので何卒ご理解を！！


こうちゃ

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