コネクトガール【aph】

まさかの頭脳。Ｓ.Ｉ.side ページ10

俺の気も知らねーで首を傾げるA。…ん、…気ってなんだよ？
べ、別にコイツはそー言うのを意識してやった事じゃねーんだ、それなのになんで俺が些細な事に反応してんだよ！？
っつーかじいちゃんもフェリも二人してニヨニヨしてんじゃねーよ！ナポリタントルネード食らわすぞ！！



「さーて、自己紹介も済んだ事だし…Aの部屋なんだが。
お前ら隣同士の部屋の向かい、確か空き部屋だったからそこをAの部屋にしようとじいちゃん思うんだ」

「ヴェー…でもあそこって確かじいちゃんの昔の物色々置いてたよ？」

「え"！？
…あー…、よし、孫娘３人。お前らは夕方までAの服とか家具とかを買って来てくれ」

『え、でもお金は…？』

「じいちゃんに任せなさい！
可愛い愛娘に苦労はさせないよ！」

『えー…それじゃウチが納得しないから、買ってもらった分は学園で成績取る』

「「え」」

『え？』



とんでもねー発言しやがった…。
あの学園で成績取る、だと…？



「A姉ちゃん…、そんなに頭良いの、！？」

『わあー、姉ちゃん軽く傷ついたよフェリシアーノ君。
一応、これでも小中高は全教科９０点台キープしてたもんね』



それを聞いて思わず固まる俺とフェリ。
…マジか。



「ほぉー！
じゃあじいちゃん楽しみにしてるぞ！」

『はいはーい。
んじゃ２人とも、道案内よろしくー』

「、あ…おう、」



手を引かれて外に出る俺達。
フェリが先導して歩いて街に向かう。…頭良い、か。
まあ、ただの噂だし大丈夫だろ。、ってなんでこんなに俺がAの心配してんだよ！？
変な葛藤してそれを振り払おうと、軽く頭を振ったら２人に少し心配された。

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