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【再開】 ページ15

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火神くんや先輩達と話していたら外の方からバスが到着した音が聞こえた。
外を見てみたらどうやら、桐皇が来たらしい。
まだ秀徳じゃないだけ良かったと思った。




相「あら、他校の人達も来たわね」


「他校の人達が到着するのがこんなに遅いのなら僕はもう少し到着が遅くても良かったんじゃ…」


月「でも誠凛が合宿を企画したから他校よりも早く来ないとって思ってさ」



「そう、なんですか」




確かに誠凛が合宿を企画したのなら先に来るのは当たり前ですか。




そんな事を思っているといつの間にか桐皇の皆さんがバスから降りてきて誠凛が集まっている所までぞろぞろと来た。
…あれ、少し桜井くんの様子が可笑しい気が…






その時だった。
桜井くんが僕の姿を見つけると目を見開いてから、今にも涙が溢れてきそうな顔をして僕に向かって抱きついてきた。



いきなりの事だったので誠凛と桐皇、両校の人達も皆目を見開いている。
勿論、僕も最初は驚いていました。
けれど冷静になると考える事は違った。
…もしかして桜井くんは転生者で前世の記憶を持っている?


でも桜井くんに会った時、気配も何もしなかった。
という事はヨナ、ハク、ユンの3人の内の誰かか?

あれ、じゃあ何で僕が転生者だと言うことを知っているんだ?



疑問しか浮かばない頭を必死に働かせたが、答えは一向に出てこない。
そして次の桜井くんの一言で桜井くんが誰かが分かった。




「…シンア…!!もっ…ずっと探してたんだからね!」




…これは、ユンだ。
もし桜井くんがハクだったとしたら、そもそもの話喋り方が違う。それにスレ内のハクは自分の現世を知っていると言った。だから僕を見た時に目を見開く筈がない。

ヨナだとしても、長く一緒に居たんだから喋り方とかも把握しているから喋り方が違う。

だったら残るはユンだけ。
ユンはもう、ではなくもっ、と言う喋り方。
特徴的だから直ぐに分かった。




…じゃあ、何で僕の正体が分かったんだ?
ユンは四龍では無いから僕の気配とかにも気づく術が無い筈。
どうやって気づいた…?









なんて、もう分かってるのに。






多分…桜井くんと高尾くんは繋がっている。
桜井くんは多分ですけど高尾くんから僕に関する情報を聞いたんでしょう。

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ちょこみんと(プロフ) - 続き、待ってます。 (2020年5月4日 6時) (レス) id: bf2a4d63a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくやか | 作成日時:2019年7月15日 15時

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