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砂浜には降りないで…駐車場の所の高めのブロックによじ登り…そこから海を見ていた。







暗ーいから…何が見えるわけでもなく…。







曇ってるから…月とか星なんて出ていないし…。







…。







ただ…波の音が聞こえるだけ。






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…。w







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ブロックに座って…足をプラプラ…。






目をつぶっても開いてても…暗闇度は同じくらい。w






…。






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聞こえる波の音は…いつもと一緒。






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この海に…思い出を捨てようか…。






それとも、封印…しようか…。w







…。







思い出を捨てるつもりでここへ来たのに…。







次々にいろんな事を思い出しちゃって…。







なかなか捨てられない。






しかも…こんな時に思い出すのは、一緒にいて楽しかった事だけ。






愛されてた…思い出だけ。







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…。







ダメダメ。無理矢理。捨る。







振り返らないで…前を向きたい。







彼は浮気をしてたんだから。







私を選ばなかったんだから。






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そーでしょ?







雄也。







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作者名:グラノラ | 作成日時:2016年12月19日 22時

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